【ライバル比較】新型スバル・フォレスターと比べてみたいミドルクラスSUVたち

　新型スバル・フォレスターはミドルクラスSUVの市場で人気のモデル。同クラスには競合が多数存在するなかオリジナルな魅力を発している。フォレスターの魅力はルーミーな室内や運転のしやすさ、最低地上高の高さ、オフロードにも強そうなイメージ、水平対向エンジンとAWDレイアウトの左右対称メカニズムによるバランスの良さなど多岐に渡る。従来型は市街地燃費が課題と言われていたが、新型はストロングハイブリッドを組み合わせて燃費を改善。この点も期待が持てる。

　ミドルクラスSUVは欧米でも人気のジャンル。とくに北米で人気が高いため各社とも力作を送り込んでいる。トヨタはRAV4を筆頭にハリアーもラインアップ。RAV4はオフロード指向、ハリアーは都会派として個性を明確化し、幅広いユーザーにアピールする。ホンダは直接のライバルはCR-Vだが国内はCR-Vをプレミアムな位置付けに昇格し、ZR-Vをプッシュする戦略に変更した。ほかにも日産エクストレイル、マツダCX-5あたりがフォレスターと同クラスのSUVだが、比べれば比べるほど前述したフォレスターの独自性、オリジナリティが浮き彫りになる。多種多様なモデルの中から自分のライフスタイルに合ったモデルを見つけてほしい。

　ご存知のとおりRAV4は新型が5月21日に発表済み。2025年度内に国内リリース予定だ。まだ時間があるので、人気が出そうな新型を早めに予約するもよし、コスパ重視派は現行モデルを考えてみるのもいいかもしれない。