【ポルシェの実力/ブランド体験スポット】ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京はオーナーでなくとも魅力が実感できる夢のフィールド

ハンドリングトラックは、ニュルブルクリンク北コースの名物「カルーセル」をモチーフにしたバンクコーナーも再現。本家は左回りだが、PEC東京では右コーナーとして体験できる

ハンドリングトラックは、ニュルブルクリンク北コースの名物「カルーセル」をモチーフにしたバンクコーナーも再現。本家は左回りだが、PEC東京では右コーナーとして体験できる

都心から1時間ほどで誰もがポルシェの真髄を体験できる

 2021年10月、千葉県木更津市にオープンしたポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)は、年間約2万人が訪れる人気スポットだ。千葉の豊かな自然に囲まれ、ポルシェと共に特別な時間を過ごせる。

「ポルシェの施設」と聞くと特別な人向けと感じるかもしれないが、PEC東京はブランドの世界観を体感したい人なら誰でも楽しめる場所である。ポルシェの魅力は、クルマ好きだけのものではない。ポルシェは洗練されたデザインや上質なおもてなしを提供してくれる。

揃い

外観

 スタッフはフレンドリーで、カジュアルな雰囲気ながら対応は丁寧。クルマに詳しくなくても、ポルシェの哲学やライフスタイルに触れられるのが魅力だ。

 ふらっと訪れるのももちろんOK。ただし、休業日や貸切日があるため、事前にHPを確認しておきたい。予約なしでも、「956カフェ」でひと息ついたり、アパレルショップでグッズをチェックしたり、本格的なドライビングシミュレーターを体験したりと、大人から子供までワクワクできるコンテンツが揃う。

 事前予約をすれば、木更津の食材を使ったハイエンドな料理が楽しめる「レストラン906」や、各種体験プログラムでポルシェの世界をより深く堪能できる。

カフェ

アパレル

 年間5000~6000人が参加するドライビングプログラムでは、好きなモデルを選び、ハンドリングやドリフト、オフロード走行を体験可能。インストラクターが同乗し、ドライバーに合わせた指導を行うため、ドライビングスキルの向上に役立つ。しかもポルシェを操れるのだ。718で運転技術を磨くのもいいし、911でダイナミックな走りを堪能するのもありだ。BEVのタイカンやマカンなら、電動ならではの鋭い加速を存分に味わえる。

 ポルシェが目指すのは、ポルシェを通じて「どれだけ豊かな体験を提供できるか」という価値観である。PEC東京は、その実践スポットといえる。

オフロード

シミュレーター

展示

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