ホンダ・ヴェゼルのマイナーチェンジモデルの先行情報を特設ホームページで公開。発売は本年春を予告

ホンダがクロスオーバーSUV「ヴェゼル」を今春にマイナーチェンジ。その先行情報を特設ホームページで公開。フェイスリフトを図るとともに、e:HEV Xにアウトドア志向の「HuNT(ハント)パッケージ」を、e:HEV Zにスタイリッシュな「PLaYパッケージ」を新設定

 ホンダは2024年3月14日、今春のマイナーチェンジを予定するヴェゼルの先行情報を特設ホームページで公開した。

▲ホンダが今春のマイナーチェンジを予定するヴェゼルの先行情報を特設ホームページで公開

▲ホンダが今春のマイナーチェンジを予定するヴェゼルの先行情報を特設ホームページで公開

 

 今回のマイナーチェンジでは、“EXPAND YOUR LIFE”をグランドコンセプトに設定。既存モデルで好評を博すシンプルでクリーンなスタイリングはそのままに、フロントグリルやフロントバンパーに変更を加えるなど、より存在感のあるデザインを創出する。また、センタータンクレイアウトによる広々とした室内空間、e:HEVならではの力強い走りと静粛性などに、いっそうの磨きをかけた。

▲マイナーチェンジでは“EXPAND YOUR LIFE”をグランドコンセプトに設定。既存モデルで好評を博すシンプルでクリーンなスタイリングはそのままに、フロントグリルやフロントバンパーに変更を加えるなど、より存在感のあるデザインを創出する

▲マイナーチェンジでは“EXPAND YOUR LIFE”をグランドコンセプトに設定。既存モデルで好評を博すシンプルでクリーンなスタイリングはそのままに、フロントグリルやフロントバンパーに変更を加えるなど、より存在感のあるデザインを創出する

 

 グレード展開としては、新たに2種類のパッケージをラインアップすることがトピックだ。

 1つはベースグレードのe:HEV X にアウトドアテイストを加えた「HuNT(ハント)パッケージ」(FF/AWD)。外装にはカッパーメタリック塗装フォグライトガーニッシュやバンパーロアーガーニッシュ(フロント:カッパーメタリック塗装/リア:シャークグレーメタリック塗装)、ルーフレールで構成するHuNTパッケージ専用エクステリアや、シルバー仕上げのフロントグリルガーニッシュおよび電動格納式リモコンドアミラー、16インチアルミホイール(シャークグレーメタリック塗装)などを装備するほか、デイタイムランニングランプ付フルLEDヘッドライト(マニュアルレベリング/オートライトコントロール機構付)やフルLEDリアコンビネーションランプなどを標準で組み込む。一方で内装については、専用のインテリアカラーで仕立てるとともに、FABTECT(撥水・撥油)加工を施したプライムスムース×ファブリック表皮のコンビシートなどを装着した。機能面では、Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージを標準で採用する。ボディカラーは新色のスレートグレーパール、シーベッドブルーパール、ボタニカルグリーンパールのほか、プラチナホワイトパール、クリスタルブラックパールという計5色を設定した。

▲ベースグレードのe:HEV X にアウトドアテイストを加えた「HuNT(ハント)パッケージ」(FF/AWD)を新設定。外装にはHuNTパッケージ専用エクステリア、シルバー仕上げのフロントグリルガーニッシュおよび電動格納式リモコンドアミラー、16インチアルミホイール(シャークグレーメタリック塗装)などを装備。写真のボディカラーは新色のボタニカルグリーンパール

▲ベースグレードのe:HEV X にアウトドアテイストを加えた「HuNT(ハント)パッケージ」(FF/AWD)を新設定。外装にはHuNTパッケージ専用エクステリア、シルバー仕上げのフロントグリルガーニッシュおよび電動格納式リモコンドアミラー、16インチアルミホイール(シャークグレーメタリック塗装)などを装備。写真のボディカラーは新色のボタニカルグリーンパール

▲内装は専用のインテリアカラーで仕立てるとともに、FABTECT(撥水・撥油)加工を施したプライムスムース×ファブリック表皮のコンビシートを装着する

▲内装は専用のインテリアカラーで仕立てるとともに、FABTECT(撥水・撥油)加工を施したプライムスムース×ファブリック表皮のコンビシートを装着する

 

 もう1つは、上級グレードのe:HEV Zをベースにスタイリッシュさを際立たせた「PLaYパッケージ」(FF/AWD)。外装にはカラーバーオーナメント付フロントグリルやブラック塗装バンパーロアーガーニッシュ(フロント/リア)、ライトブルー加飾ドアロアーガーニッシュで構成するPLaYパッケージ専用エクステリアや、2トーンのボディカラー、シルバー/ブラック仕上げのフロントグリルガーニッシュおよび電動格納式リモコンドアミラーなどを標準で装備する。一方で内装には、ライトブルー塗装インパネガーニッシュ&ドアライニングガーニッシュや専用シート表皮を配したうえで、Honda CONNECTディスプレイ+ETC2.0車載器(ナビゲーション連動)とワイヤレス充電器を組み込んで機能性を高めた。また、AWDを選択可能としたほか、パノラマルーフをオプションで用意する。ボディカラーは新色のスレートグレーパール&ブラック、ボタニカルグリーンパール&ブラック、シーベッドブルーパール&シルバーのほか、プレミアムサンライトホワイトパール&ブラック、クリスタルブラックパール&シルバーという計5タイプを設定した。

▲上級グレードのe:HEV Zをベースにスタイリッシュさを際立たせた「PLaYパッケージ」(FF/AWD)を新設定。外装にはPLaYパッケージ専用エクステリアやシルバー/ブラック仕上げのフロントグリルガーニッシュおよび電動格納式リモコンドアミラーなどを装備。写真のボディカラーは新色のシーベッドブルーパール&シルバー

▲上級グレードのe:HEV Zをベースにスタイリッシュさを際立たせた「PLaYパッケージ」(FF/AWD)を新設定。外装にはPLaYパッケージ専用エクステリアやシルバー/ブラック仕上げのフロントグリルガーニッシュおよび電動格納式リモコンドアミラーなどを装備。写真のボディカラーは新色のシーベッドブルーパール&シルバー

▲内装にはライトブルー塗装インパネガーニッシュ&ドアライニングガーニッシュや専用シート表皮を採用

▲内装にはライトブルー塗装インパネガーニッシュ&ドアライニングガーニッシュや専用シート表皮を採用

 

 通常モデルのe:HEV Z(FF/AWD)については、外装にシャープシルバー塗装バンパーロアーガーニッシュ(フロント/リア)やプラチナクロームメッキ調加飾ドアロアーガーニッシュで構成するe:HEV Z専用エクステリア、ブラック塗装+切削18インチアルミホイール、デイタイムランニングランプ付フルLEDヘッドライト(オートレベリング/オートライトコントロール機構付)、LEDシーケンシャルターンシグナルランプ(フロント)、フルLEDリアコンビネーションランプなどを標準で採用。内装には専用インテリア&プライムスムース×ファブリック表皮コンビシートを配したほか、運転席&助手席シートヒーターやステアリングヒーター、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付)、後席用USBチャージャー(Type-C/2個付)、Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージを標準で組み込んだ。グレード展開としてはほかにもe:HEV X(FF/AWD)とG(AWD)を、引き続きラインアップ。ボディカラーは新色のスレートグレーパール、シーベッドブルーパール、ボタニカルグリーンパールのほか、プラチナホワイトパール、プレミアムサンライトホワイトパール、クリスタルブラックパール、プレミアムクリスタルレッドメタリックという計7色を設定した。

▲e:HEV Z(FF/AWD)は外装にシャープシルバー塗装バンパーロアーガーニッシュ(フロント/リア)やプラチナクロームメッキ調加飾ドアロアーガーニッシュで構成するe:HEV Z専用エクステリア、ブラック塗装+切削18インチアルミホイールなどを標準で組み込む。写真のボディカラーはプレミアムサンライトホワイトパール

▲e:HEV Z(FF/AWD)は外装にシャープシルバー塗装バンパーロアーガーニッシュ(フロント/リア)やプラチナクロームメッキ調加飾ドアロアーガーニッシュで構成するe:HEV Z専用エクステリア、ブラック塗装+切削18インチアルミホイールなどを標準で組み込む。写真のボディカラーはプレミアムサンライトホワイトパール

▲内装には専用インテリア&プライムスムース×ファブリック表皮コンビシートを配したほか、運転席&助手席シートヒーターやステアリングヒーター、後席用USBチャージャー(Type-C/2個付)などを標準装備

▲内装には専用インテリア&プライムスムース×ファブリック表皮コンビシートを配したほか、運転席&助手席シートヒーターやステアリングヒーター、後席用USBチャージャー(Type-C/2個付)などを標準装備

 

 パワートレインに関しては、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」のエネルギーマネジメントの制御をアップデートすることで、街乗り走行中のエンジン音をさらに低減。また、ドライバー操作に対する応答性をより向上させ、e:HEVならではのスムーズで力強い走りに磨きをかけている。

▲2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」のエネルギーマネジメントの制御をアップデートして走行性能に磨きをかける

▲2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」のエネルギーマネジメントの制御をアップデートして走行性能に磨きをかける

 

 先進の安全運転支援システムのHonda SENSINGについては、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能、アダプティブドライビングビームの3機能を追加することで、よりいっそう安心・快適な走りをサポート。また、スマートフォンからのリモート操作には、テールゲート操作を新たに追加している。

▲Honda SENSINGにトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を追加

▲Honda SENSINGにトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を追加

 

 なお、ホンダは特設ホームページにおいて、純正アクセサリーを装着したマイナーチェンジ版ヴェゼルの4つのRECOMMENDED STYLES、「Urban Style(アーバンスタイル)」「Sports Style(スポーツスタイル)」「Active Style(アクティブスタイル)」「Casual Style(カジュアルスタイル)」も披露している。

▲純正アクセサリーを装着したマイナーチェンジ版ヴェゼルの4つのRECOMMENDED STYLESを提案。写真上より「Urban Style」「Sports Style」「Active Style」「Casual Style」

▲純正アクセサリーを装着したマイナーチェンジ版ヴェゼルの4つのRECOMMENDED STYLESを提案。写真上より「Urban Style」「Sports Style」「Active Style」「Casual Style」

 

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