高性能クロスオーバーEVの日産アリアのNISMOモデルが正式発表。合わせて日産アリアの全グレードを発売

日産がクロスオーバーEVのハイパフォーマンスバージョン「アリアNISMO」を正式発表。通常モデルのアリアB6/B9 e-4ORCEをベースに、電動パワートレインの出力アップや空力性能の向上、専用シャシーおよび電動駆動4輪制御技術の採用、NISMO専用シートの装着などを実施。合わせて通常モデルのB6 2WDの注文受付を再開するとともに、B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアを発売

 日産自動車は2024年3月8日、100%電気自動車のクロスオーバーEV「アリア(ARIYA)」のNISMOモデルとなる「アリアNISMO(ARIYA NISMO)」を正式発表。合わせて通常モデルのB6 2WDの注文受付を再開するとともに、B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアを発売した。

▲日産アリアNISMO B9 e-4ORCE 価格:944万1300円 全長4650×全幅1850×全高1650mm ホイールベース2775mm 車重2210kg 乗車定員5名 写真のボディカラーはNISMOステルスグレー/ミッドナイトブラックP 2トーン

▲日産アリアNISMO B9 e-4ORCE 価格:944万1300円 全長4650×全幅1850×全高1650mm ホイールベース2775mm 車重2210kg 乗車定員5名 写真のボディカラーはNISMOステルスグレー/ミッドナイトブラックP 2トーン

 

車両価格は以下の通り。

■アリアNISMO

アリアNISMO B6 e-4ORCE:842万9300円

アリアNISMO B9 e-4ORCE:944万1300円

■アリア

アリアB6:659万100円

アリアB9:738万2100円

アリアB6 e-4ORCE:719万5100円

アリアB9 e-4ORCE:798万7100円

アリアB9 e-4ORCEプレミア:860万3100円

なお、発売はアリアB6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアが本年3月下旬、アリアNISMOが本年6月を予定している。

▲日産アリアB9 e-4ORCEプレミア 価格:860万3100円 全長4595×全幅1850×全高1665mm ホイールベース2775mm 車重2210kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)560km 写真のボディカラーはプリズムホワイト3P/ミッドナイトブラックP 2トーン

▲日産アリアB9 e-4ORCEプレミア 価格:860万3100円 全長4595×全幅1850×全高1665mm ホイールベース2775mm 車重2210kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)560km 写真のボディカラーはプリズムホワイト3P/ミッドナイトブラックP 2トーン

▲日産アリアB9 e-4ORCE 価格:798万7100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重2180kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)610km 写真のボディカラーはディープオーシャンブルーP/ミッドナイトブラックP 2トーン

▲日産アリアB9 e-4ORCE 価格:798万7100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重2180kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)610km 写真のボディカラーはディープオーシャンブルーP/ミッドナイトブラックP 2トーン

▲日産アリアB9 価格:738万2100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重2060kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)640km 写真のボディカラーはダークメタルグレーM

▲日産アリアB9 価格:738万2100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重2060kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)640km 写真のボディカラーはダークメタルグレーM

▲日産アリアB6 e-4ORCE 価格:719万5100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重2050kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)460km 写真のボディカラーはステルスグレーP

▲日産アリアB6 e-4ORCE 価格:719万5100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重2050kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)460km 写真のボディカラーはステルスグレーP

▲日産アリアB6 価格:659万100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重1920kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)470km 写真のボディカラーはプリズムホワイト3P

▲日産アリアB6 価格:659万100円 全長4595×全幅1850×全高1655mm ホイールベース2775mm 車重1920kg 乗車定員5名 一充電走行距離(WLTCモード)470km 写真のボディカラーはプリズムホワイト3P

 

 まずは新登場のアリアNISMOから紹介していこう。

 通常モデルのアリアB6/B9 e-4ORCEをベースとするアリアNISMOは、電動パワートレインの出力アップや空力性能の向上、専用シャシーおよび電動駆動4輪制御技術の採用、NISMO専用シートの装着などを実施して、NISMOの性能コンセプトである「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」に基づき、高い安定性と軽快さを実現し、走りの上質感をいっそう磨き上げたことが特徴である。

▲アリアNISMOはエアロダイナミクス性能を高めるNISMOらしいダイナミズムを体現。空力性能を向上させるためにレースカーの知見を数多く取り入れ、EVとして特に重要な空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を高い次元で両立させる

▲アリアNISMOはエアロダイナミクス性能を高めるNISMOらしいダイナミズムを体現。空力性能を向上させるためにレースカーの知見を数多く取り入れ、EVとして特に重要な空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を高い次元で両立させる

 

 エクステリアについては、エアロダイナミクス性能を高めるNISMOらしいダイナミズムを体現したことが訴求点。空力性能を向上させるためにレースカーの知見を数多く取り入れ、EVとして特に重要な空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を、高い次元で両立させる。具体的には、赤いアクセントラインを入れた前後アンダースポイラーおよびドアアンダーフィニッシャーやドアミラー、NISMO専用の前後バンパー、NISMO専用フロントオーバーフェンダー、NISMO専用リアデッキスポイラー、前後NISMOエンブレム、NISMO専用リアLEDフォグランプなどを標準装備。オプションとして、NISMO専用フードデカールも用意する。足もとにはNISMO専用エンケイ製8.5J×20アルミホイール+ミシュランPILOT SPORT EV 255/45R20 105W XLタイヤを組み込んだ。ボディサイズはベース車比で55mm長く、それ以外は同寸の全長4650×全幅1850×全高1650~1660mm/ホイールベース2775mmに設定。車重はNISMO B6 e-4ORCEが2080kg、NISMO B9 e-4ORCEが2210kg~2220kgに仕立てる。ボディカラーはNISMO専用色のNISMOステルスグレー/ミッドナイトブラックP 2トーンのほか、プリズムホワイト3P、ダークメタルグレーM、ミッドナイトブラックP、プリズムホワイト3P/ミッドナイトブラックP 2トーン、ディープオーシャンブルーP/ミッドナイトブラックP 2トーンという計6色をラインアップした。

▲赤いアクセントラインを入れた前後アンダースポイラーおよびドアアンダーフィニッシャーやNISMO専用の前後バンパー、NISMO専用リアデッキスポイラー、前後NISMOエンブレム、NISMO専用リアLEDフォグランプなどを標準装備

▲赤いアクセントラインを入れた前後アンダースポイラーおよびドアアンダーフィニッシャーやNISMO専用の前後バンパー、NISMO専用リアデッキスポイラー、前後NISMOエンブレム、NISMO専用リアLEDフォグランプなどを標準装備

▲足もとにはNISMO専用エンケイ製8.5J×20アルミホイール+ミシュランPILOT SPORT EV 255/45R20 105W XLタイヤを装着

▲足もとにはNISMO専用エンケイ製8.5J×20アルミホイール+ミシュランPILOT SPORT EV 255/45R20 105W XLタイヤを装着

▲ボディカラーは写真上よりNISMO専用色のNISMOステルスグレー/ミッドナイトブラックP 2トーン、プリズムホワイト3P、ダークメタルグレーM、ミッドナイトブラックP、プリズムホワイト3P/ミッドナイトブラックP 2トーン、ディープオーシャンブルーP/ミッドナイトブラックP 2トーンという計6色を設定。NISMO専用フードデカールはオプションで選択可

▲ボディカラーは写真上よりNISMO専用色のNISMOステルスグレー/ミッドナイトブラックP 2トーン、プリズムホワイト3P、ダークメタルグレーM、ミッドナイトブラックP、プリズムホワイト3P/ミッドナイトブラックP 2トーン、ディープオーシャンブルーP/ミッドナイトブラックP 2トーンという計6色を設定。NISMO専用フードデカールはオプションで選択可

 

 インテリアに関しては、高い質感と高揚感を誘うデザインを採用して、EV NISMOのフラグシップモデルらしいキャビン空間を創出する。NISMO専用本革巻きステアリングにはレッドセンターマーク入りのDシェイプタイプを配し、合わせてNISMO専用ハプティクススイッチ付ブラック木目調パネル&金属調レッドメタルフィニッシャーにはNISMOロゴを配備する。エクステリアと同様、センターコンソールボックスや金属調パワースイッチなどに赤いアクセントラインを入れて、NISMOモデルらしさを強調したことも特徴である。一方でシートについては、スエード調と合皮のコンビネーション表皮を張ったうえでレッドのステッチを入れたNISMO専用シートを装着。前席にはNISMOロゴも刻む。さらに、機能装備としてNISMO専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ)やNISMO専用行燈照明(レッドライティング)を装備。オプションとして、NISMOモードをオンにするとフォーミュラEマシンのようなEVサウンドを発する、NISMO専用BOSE Premium Sound System&10スピーカー(NISMO専用EVサウンド)を用意した。

▲インテリアには高い質感と高揚感を誘うデザインを採用。エクステリアと同様、インパネセンターやアームレストなどに赤いアクセントラインを入れて、NISMOモデルらしさを強調する。ステアリングにはレッドセンターマーク入りのDシェイプタイプを装着

▲インテリアには高い質感と高揚感を誘うデザインを採用。エクステリアと同様、インパネセンターやアームレストなどに赤いアクセントラインを入れて、NISMOモデルらしさを強調する。ステアリングにはレッドセンターマーク入りのDシェイプタイプを装着

▲NISMO専用ハプティクススイッチ付ブラック木目調パネル&金属調レッドメタルフィニッシャーにはNISMOロゴを配する

▲NISMO専用ハプティクススイッチ付ブラック木目調パネル&金属調レッドメタルフィニッシャーにはNISMOロゴを配する

▲スエード調と合皮のコンビネーション表皮を張ったうえでレッドのステッチを入れたNISMO専用シートを装着。前席にはNISMOロゴを入れる

▲スエード調と合皮のコンビネーション表皮を張ったうえでレッドのステッチを入れたNISMO専用シートを装着。前席にはNISMOロゴを入れる

 

 パワートレインついては、モーターの最高出力をベース車比で約10%向上させたことがトピック。NISMO B6 e-4ORCEではベース車の最高出力250kWから270kWに、NISMO B9 e-4ORCEではベース車の最高出力290kWから320kWに出力アップする。最大トルクはNISMO B6 e-4ORCEが560Nm、NISMO B9 e-4ORCEが600Nmと、ベース車と同数値。組み合わせるリチウムイオンバッテリーの総電力量も、NISMO B6 e-4ORCEが66kWh、NISMO B9 e-4ORCEが91kWhと、ベース車を踏襲する。一方でNISMO専用の加速チューニングを施し、アリアの持つ圧倒的な動力性能をさらに引き上げ、気持ちのよい加速を実現。さらに、ストレスなく走れるリニアな加速特性を目指してSTANDARDとNISMOの2つのドライブモードに専用チューニングを施した。

▲モーターの最高出力をベース車比で約10%向上。NISMO B6 e-4ORCEではベース車の250kWから270kWに、NISMO B9 e-4ORCEではベース車の290kWから320kWにアップする

▲モーターの最高出力をベース車比で約10%向上。NISMO B6 e-4ORCEではベース車の250kWから270kWに、NISMO B9 e-4ORCEではベース車の290kWから320kWにアップする

 

 シャシーを構成する各部品にも、NISMO専用のチューニングを実施。車両の安定性と回頭性を高め、軽快でなめらかな走りを具現化する。また、制動機構には高温まで効きの変化が少ないスチール材を配合した高性能なフロントブレーキパッドを配備。合わせて回生制御をチューニングして安心感の高いブレーキフィールを実現した。さらに、電動駆動4輪制御技術にもNISMO専用のセッティングを施した「NISMO tuned e-4ORCE」を採用し、限界走行時においてより高いライントレース性を成し遂げている。

▲電動駆動4輪制御技術にNISMO専用のセッティングを施した「NISMO tuned e-4ORCE」を採用。限界走行時においてより高いライントレース性を実現する

▲電動駆動4輪制御技術にNISMO専用のセッティングを施した「NISMO tuned e-4ORCE」を採用。限界走行時においてより高いライントレース性を実現する

▲シャシーを構成する各部品にも、NISMO専用のチューニングを実施。車両の安定性と回頭性を高め、軽快でなめらかな走りを具現化する

▲シャシーを構成する各部品にも、NISMO専用のチューニングを実施。車両の安定性と回頭性を高め、軽快でなめらかな走りを具現化する

 

 注文受付を再開するB6 2WDと、リリースを開始するアリアB6 2WD、B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアに話を移そう。

 B6 2WDは通勤や買い物などの日常使いに加えて、週末のドライブにも十分な航続距離を持つグレード。また、B9 2WDはよりロングドライブを楽しみたいユーザーに向けたグレードとして設定する。さらに、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載するB6 e-4ORCEとB9 e-4ORCEは、前後2基の高出力モーターと左右のブレーキを統合制御することで4輪の駆動力を最適化し、あらゆるシーンや路面状況においてワクワクした走り、そして乗る人すべてに快適な乗り心地を提供。そして、B9 e-4ORCEプレミアはロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」や、20インチ専用アルミホイール、本革シートといった特別なアイテムを標準で採用している。

▲通常モデルのB6 2WDの注文受付を再開するとともに、B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアを発売

▲通常モデルのB6 2WDの注文受付を再開するとともに、B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCEプレミアを発売

▲ダッシュボートには従来のような物理的なスイッチはなく、クルマの電源を入れると各種アイコンが浮かび上がるようにアレンジ。内装色はブラック(写真)、グレー、ブルーグレーを設定

▲ダッシュボートには従来のような物理的なスイッチはなく、クルマの電源を入れると各種アイコンが浮かび上がるようにアレンジ。内装色はブラック(写真)、グレー、ブルーグレーを設定

▲EV専用NissanConnectナビゲーションシステムおよび12.3インチワイドディスプレイを標準装備

▲EV専用NissanConnectナビゲーションシステムおよび12.3インチワイドディスプレイを標準装備

▲B9 e-4ORCEプレミアは本革シートを装着

▲B9 e-4ORCEプレミアは本革シートを装着

 

 電動パワートレインに関しては、ユーザーのニーズに合わせた2種類のバッテリーサイズと2種類の駆動方式を設定する。具体的には以下の通り。

■アリアB6 2WD

バッテリー総電力量66kWh/最高出力160kW/最大トルク300Nm/一充電走行距離(WLTCモード)470km

■アリアB6 e-4ORCE

バッテリー総電力量66kWh/最高出力250kW/最大トルク560Nm/一充電走行距離(WLTCモード)460km

■アリアB9 2WD

バッテリー総電力量91kWh/最高出力178kW/最大トルク300Nm/一充電走行距離(WLTCモード)640km

■B9 e-4ORCE

バッテリー総電力量91kWh/最高出力290kW/最大トルク600Nm/一充電走行距離(WLTCモード)610km

■B9 e-4ORCEプレミア

バッテリー総電力量91kWh/最高出力290kW/最大トルク600Nm/一充電走行距離(WLTCモード)560km

▲電動パワートレインには2種類のバッテリーサイズと2種類の駆動方式を設定。ツインモーター4輪制御システムの「e-4ORCE」は瞬時に緻密なトルクコントロールが可能な電動モーターを前後に合計2基設置する

▲電動パワートレインには2種類のバッテリーサイズと2種類の駆動方式を設定。ツインモーター4輪制御システムの「e-4ORCE」は瞬時に緻密なトルクコントロールが可能な電動モーターを前後に合計2基設置する

▲充電については3kW/6kWの普通充電と最大130kWの急速充電に対応するとともに、バッテリーの温度を一定に保つ水冷式の温度調節システムを組み込む

▲充電については3kW/6kWの普通充電と最大130kWの急速充電に対応するとともに、バッテリーの温度を一定に保つ水冷式の温度調節システムを組み込む

▲B9 e-4ORCEプレミアはロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」を標準装備

▲B9 e-4ORCEプレミアはロングドライブをサポートする先進運転支援システム「プロパイロット2.0」を標準装備

 

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