【いま買える最新BEV特集】日産 リーフ

初代の登場から11年。技術の日産のノウハウを投入する普及型BEV

日産のデザインランゲージであるブーメラン型のランプシグニチャーや、Vモーショングリルを採用。

初代リーフが発売になったのは2010年12月。現行モデルは2017年10月にフルモデルチェンジが行われた2代目となる。全長4510×全幅1790mmという扱いやすいサイズ感のCセグメントハッチバックで、低重心でスリークなプロポーションはBEVらしい爽快な走りを予感させる。当初、リチウムイオンバッテリーの総電力量は40kWhだったが、2019年1月に62kWhの「e+(イープラス)」を追加(2022年4月に60kWhに変更)。こちらはベースモデルより約40%長い450kmという航続距離を実現している。

40kWh搭載車は最高出力110kW、最大トルク320Nmのスペックだが、60kWh搭載車は同160kW、340Nmとよりパワフルなモーターを搭載する。この標準モデルの他にも、ニスモ(写真)とオーテックという2タイプのカスタマイズモデルもラインナップしており、好みに合ったデザイン、走りのグレードも選択することができる。ちなみにアクセルペダルの操作だけで発進、加速、減速、停止までをコントロールすることができる「e-Pedal(イーペダル)」を採用し、電気自動車ならではの運転フィーリングをより楽しめる。

写真はリーフ ニスモのマイナーチェンジ前。インテリアはブラックを基調とし、ドライビングの高揚感をより高めるレッドスティッチをあしらっている。

リーフは高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」の採用に加え、パーキングにおいて、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」を搭載するなど、進化した自動運転技術を搭載するのも特徴。また、災害時には走る蓄電池として、被災地で活用されるなど、従来のモビリティを超えた新たな価値も提供している。

日産 リーフ ニスモ 主要諸元

グレード=ニスモ(2WD)
価格=464万2000円
全長×全幅×全高=4510×1790×1570mm
ホイールベース=2700mm
トレッド=フロント:1530mm/リア:1545mm
最低地上高=165mm
車重=1520kg
モーター型式=EM57(交流同期原動機)
モーター定格出力=85kW
モーター最高出力=110kW(150ps)
モーター最大トルク=320Nm(32.6kgm)
一充電走行距離(WLTCモード)=281km 
交流電力量消費率(WLTCモード)=177Whkm
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=40kWh
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=225/45R18+アルミ
駆動方式=2WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.4m

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