米国ホンダがアキュラ・インテグラの高性能バージョン「タイプS」のプロトタイプを公開

ホンダの北米におけるプレミアムブランドのアキュラが、300hp超の2リットルVTECターボエンジンを搭載するインテグラの高性能モデル「タイプS」のプロトタイプを披露。2024年モデルとして市場投入を予告

 米国ホンダのプレミアムブランドであるアキュラは2022年12月5日(現地時間)、インテグラの高性能モデル「タイプS」のプロトタイプを公開した。

▲米国ホンダのプレミアムブランドのアキュラがインテグラの高性能モデル「タイプS」のプロトタイプを公開

▲米国ホンダのプレミアムブランドのアキュラがインテグラの高性能モデル「タイプS」のプロトタイプを公開

 

 約15年ぶりに復活した現行のインテグラは、米国市場において2023年モデルとして発売。11代目シビックと基本コンポーネントを共用したうえで、アキュラ・ブランドらしい洗練されたプレミアム感を内外装と走りに凝縮した新進の4ドアスペシャルティとして、ユーザーから好評を博している。グレード展開は標準仕様とAスペック、Aスペック・テクノロジーパッケージで構成。パワーユニットにはL15CA型1.5リットル直列4気筒DOHC16V・VTEC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力200hp/6000rpm、最大トルク192lb.ft/1800~5000rpm)を搭載し、トランスミッションにはパドルシフト付CVTと6速MT(Aスペック系のみ)を設定している。

▲“S”のロゴでカモフラージュしたプロトタイプのインテグラ・タイプS。マフラーエンドはセンター3本出し

▲“S”のロゴでカモフラージュしたプロトタイプのインテグラ・タイプS。マフラーエンドはセンター3本出し

 

 一方で開発中のタイプSは、パワーユニットに高回転型の2リットル直列4気筒DOHC16V・VTEC直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力は300hpオーバーに達するという。トランスミッションには専用セッティングの6速MTをセット。トラクション性能を高めるリミテッドスリップデファレンシャルも組み込んでいる。

▲パワーユニットには高回転型の2リットル直列4気筒DOHC16V・VTEC直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力は300hp超を発生

▲パワーユニットには高回転型の2リットル直列4気筒DOHC16V・VTEC直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力は300hp超を発生

 

 アキュラは現在、インテグラ・タイプSの走行テストを鋭意進めており、2024年モデルとして市場に投入すると予告。車両の詳細は発売間近に改めてアナウンスするという。

▲インテグラ・タイプSは2024年モデルとして市場に投入予定

▲インテグラ・タイプSは2024年モデルとして市場に投入予定

 

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