ここまで変えたのか。新型ポルシェ・カイエンクーペとカイエンの違い

ポルシェの新型クロスオーバーSUV「カイエンクーペ」「カイエンターボクーペ」が日本での予約受注をスタート

 ポルシェ ジャパンは422日、新型クロスオーバーSUV「カイエンクーペ」と「カイエンターボクーペ」の予約受注を開始した。車両価格はカイエンクーペが1115万円、カイエンターボクーペが1974万円の設定で、2車種ともにハンドル位置は右。なお、発売時期は後日発表ということだ。

カイエンクーペ1.jpg▲ポルシェ・カイエンクーペ(写真・右) 価格:8SAT1115万円 カイエンターボクーペ(同・左) 価格:8SAT1974万円 搭載エンジンはカイエンクーペが3リットルV6ターボ(340ps)、カイエンターボクーペが4リットルV8ツインターボ(550ps

 カイエンクーペおよびカイエンターボクーペは、今年の321日に本国ドイツでデビューし、4月開催の上海モーターショーでアジア初公開となったクロスオーバータイプのプレミアムSUVだ。第3世代のカイエンの基本コンポーネントをベースとし、リアピラーを強く傾斜させるなどして流麗なクーペフォルムを構築する。また、フロントウィンドスクリーンおよびAピラーなどもカイエンより低く設定し、全高は20mmほどローダウン。一方、専用設計の後部ドアやフェンダーなどにより、カイエン比で18mmほどワイド化した。

カイエンクーペ2.jpg▲ボディサイズ(本国仕様)はカイエンクーペが全長4931×全幅1983×全高1676mm カイエンターボクーペが同4939×1989×1653mm ホイールベースはともに2895mm

 内包するインテリアには、4座のスポーツシートを配置する。前席にはヘッドレスト一体の8ウェイスポーツシートを採用。一方で後席は独立タイプの2シーターで構成し、ベンチタイプも選択可能とした。前述の通り全高はカイエンよりも低いが、カイエンクーペではシート位置を低く設定するなどして頭上空間に十分なスペースを確保したという。また、ルーフ部には大型のパノラマガラスルーフのほか、カーボンルーフを用意。インパネには最新のデジタルディスプレイなども装備した。

 搭載エンジンはカイエンクーペ3リットルV6ターボ(340ps450Nm)、カイエンターボクーペ4リットルV8ツインターボ(550ps770Nm)を採用。トランスミッションには、8速ティプトロニックSを組み合わせている。

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