トヨタが新世代コンパクトカーのヤリスを2020年2月10日に発売すると発表!

トヨタ・ヤリスの発売日が2020210日に決定! 車種ラインアップや車両価格も公表

 トヨタ自動車は1220日、新世代コンパクトカーのヤリス(YARIS)を、2020210日に発売(ガソリン車の4WD20204月発売予定)すると発表した。

TOYOTA YARIS1.jpg▲写真左/トヨタ・ヤリスZ2WD)価格:CVT1926000円 同中央/トヨタ・ヤリス・ハイブリッドG2WD)価格:THS213万円 同右/トヨタ・ヤリス・ハイブリッドZE-Four)価格:THS2493000

車種展開および車両価格は以下の通り。

■1KR-FE(1リットル)エンジン+Super CVT-i
X・Bパッケージ:2WD139万5000円
X:2WD145万5000円
G:2WD161万3000円
■M15A-FKS(1.5リットル)エンジン+6MT
X:2WD154万3000円
G:2WD170万1000円
Z:2WD187万1000円
■M15A-FKS(1.5リットル)エンジン+Direct Shift-CVT
X:2WD159万8000円/4WD183万1000円
G:2WD175万6000円/4WD195万4000円
Z:2WD192万6000円/4WD212万4000円
■M15A-FXE(1.5リットル)エンジン+1NMモーター
ハイブリッドX:2WD199万8000円/E-Four224万1000円
ハイブリッドG:2WD213万円/E-Four233万8000円
ハイブリッドZ:2WD229万5000円/E-Four249万3000円

YARIS HYBRID Z.jpg▲ヤリス・ハイブッドZ2WD) パワートレインにはM15A-FXE1490cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(91ps)+1NM型フロントモーター(59kW)+リチウムイオン電池(容量4.3Ah)+電気式無段変速機のリダクション機構付THSⅡを搭載する

 早速、確定情報を紹介しよう。まず車種構成は、1KR-FE996cc直列3気筒DOHC12Vガソリンエンジン(69ps9.4kgm)+スーパーCVT-i搭載のGXXBパッケージ、M15A-FKS1490cc直列3気筒DOHC12V直噴"ダイナミックフォース"ガソリンエンジン(120ps14.8kgm)+6MT/ダイレクトシフトCVT搭載のZGXM15A-FXE1490cc直列3気筒DOHC12V"ダイナミックフォース"ガソリンエンジン(91ps12.2kgm)+1NM型フロントモーター(59kW141Nm)+リチウムイオン電池(容量4.3Ah)+電気式無段変速機のリダクション機構付THSⅡを搭載するハイブリッドZ/ハイブリッドG/ハイブリッドXという3シリーズで展開する。

YARIS G 1.5.jpg▲外板色には12タイプのモノトーンのほか6タイプのツートンカラーを設定。写真はホワイト×センシュアルレッドマイカ

 駆動機構は2WDFF)のほか、M15A-FKSエンジンのCVTモデルに4WD、ハイブリッドモデルにE-Four(前述のシステムに加えて3.9kW52Nmを発生する1MM型リアモーターを搭載)の4WDを用意。燃費性能はWLTCモードで1KR-FEエンジン車が20.2km/リットル、M15A-FXEエンジン車が6MT19.6km/リットル、CVT2WD21.421.6km/リットル、CVT4WD19.2km/リットル、THSⅡ車が2WD35.436.0km/リットル、E-Four30.2km/リットルを達成した。

YARISサーモテクトライムグリーン.jpg▲ボディサイズは全長3940×全幅1695×全高1500(2WD)1515(4WD)mm/ホイールベース2550mm、車重は9401180kgに設定。写真の外板色はサーモテクトライムグリーン

 車両骨格にはコンパクトカー向けTNGAToyota New Global Architecture)プラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽量で高剛性、かつ低重心なボディを具現化。ボディサイズは全長3940×全幅1695×全高15001515mm、ホイールベース2550mm5ナンバー規格に設定する。外板色はモノトーンにスーパーホワイト/ホワイトパールクリスタルシャイン/シルバーメタリック/ブラック/ボルドーマイカメタリック/センシュアルレッドマイカ/アイスピンクメタリック/コーラルクリスタルシャイン/アバンギャルドブロンズメタリック/サーモテクトライムグリーン/ダークブルーマイカメタリック/シアンメタリックという全12色、ツートンにホワイト×ブラック/ホワイト×センシュアルレッドマイカ/ブラック×シアンメタリック/ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック/ブラック×コーラルクリスタルシャイン/ブラック×アイスピンクメタリックという全6色をラインアップした。

YARIS TNGA.jpg▲車両骨格にはコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽量で高剛性、かつ低重心なボディを実現した

 シャシー面では、2WDモデルが前マクファーソンストラット/後トーションビームを、4WDモデルが前マクファーソンストラット/後2リンク・ダブルウィッシュボーンを採用する。タイヤはガソリン車のX系グレードが175/70R14サイズ、G系グレードが175/70R14サイズまたは185/60R15サイズ(オプション設定)、Z系グレードが185/60R15サイズまたは185/55R16サイズ(オプション設定)を装着。ハイブリッド車のXおよびG系グレードが175/70R14サイズ(2WD)または185/60R15サイズ(4WD)、Z系グレードが185/60R15サイズまたは185/55R16サイズ(オプション設定)を組み合わせた。

YARIS Z クレアトープ.jpg▲ヤリスZCVT2WD)のインテリア。内装色にはブラックとクレアトープ(写真)を設定。ステアリングには本革巻き3本スポークタイプを装着する。スマートフォン連携が可能なディスプレイオーディオ(DA)およびDCMを標準装備

 内装色はX系グレードがブラック、G系グレードがブラックまたはトープ、Z系グレードがブラックまたはクレアトープを設定する。また、標準シートはXおよびG系がヘッドレスト一体型、Z系がヘッドレストセパレート型(G系はオプションで選択可)を装着。シート表地にはX系がファブリック、G系がファブリックまたはマルチカラーファブリック(オプション設定)、Z系が上級ファブリックまたは合成皮革+ツイード調ファブリック(オプション設定)を採用した。

YARIS Z クレアトープ2.jpg▲室内寸法は長1845×1430×1190mm。写真はZ系グレードのクレアトープ内装で、シート表地には上級ファブリックを採用する

 先進・便利機能としては、高度駐車支援システム「Toyota Teammate(パノラミックビューモニター機能付Advanced Park)」や、交差点右折時の対向直進車・右左折後の横断歩行者も検知対象とした最新の「Toyota Safety Sense」、楽に乗り降りできる「ターンチルトシート」などを設定。スマートフォンと連携する「ディスプレイオーディオ」も全車に標準装備する。また、アクセサリーコンセント(1500W)をハイブリッド車にオプション設定し、家庭用と同じコンセントを通じて電化製品を使用できるほか、停電などの非常時には発電機として活用できるように配慮した。

Advanced Park.jpg▲高度駐車支援システム「Toyota Teammate(パノラミックビューモニター機能付Advanced Park)」を設定。カメラとソナーの併用で全周囲を監視できる

Toyota Safety Sense.jpg▲交差点右折時の対向直進車・右左折後の横断歩行者も検知対象とした最新の「Toyota Safety Sense」を組み込む

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