日産が高級車ブランド「インフィニティ」のスポーティなファストバックSUV「QX65」を発表。自信に満ちたファストバックデザイン、丁寧に仕立てられた室内空間、そして心を高揚させるドライビング体験を通じて、インフィニティの新章を体現
日産自動車が展開する高級車ブランドのインフィニティ(INFINITI)は2026年3月26日(現地時間)、米国で新世代ファストバックSUVの「QX65」を発表した。
インフィニティQX65は、大胆なファストバックデザインを採用し、ラグジュアリーSUVの新たな魅力を打ち出したことが特徴。アイコニックなクロスオーバーSUVのFXから着想を得て、自信に満ちた美しい造形、丁寧に仕立てられた室内空間、そして心を高揚させるドライビング体験を通じて、インフィニティの新章を鮮明に体現する。

▲インフィニティQX65は大胆なファストバックデザインを採用して、ラグジュアリーSUVの新たな魅力を打ち出したことが特徴。ボディサイズは全長198.5×全幅86.0(ミラー含)×全高69.7インチ/ホイールベース114.2インチ(同5042×2184×1770mm/2900mm)に設定
まずエクステリアは、インフィニティのデザイン言語である“Artistry in Motion”をいっそう進化させたことがトピック。大きく弧を描くルーフラインとワイドで引き締まったスタンスが強い存在感を放ち、合わせて四隅に配置したホイールが安定感と高いパフォーマンスを視覚的に訴える。また、流麗なルーフラインはシャープなリアスポイラーへと視線を導き、ダイナミックなファストバックプロポーションを強調。さらに、精緻に造形されたボディサイド、ウィンドウ上部に走るさりげないライン、リアへと美しく絞り込まれるガラスエリアによって、洗練とスポーティさを高次元で融合させた。ディテールにもこだわり、日本の竹林から着想を得た立体的なフロントグリルを採用し、インフィニティのシグネチャーであるデジタルピアノ調ライティングとともにワイド感と存在感を主張。リアには航空機の垂直尾翼にインスパイアされた縦基調のエレメントを備えるフルワイドLEDテールランプを配し、洗練されたモダンな佇まいを際立たせた。
新設定のボディカラー「サンファイアレッド」も要注目。金を配合したガラスフレークを採用し、三層にわたる高度な塗装プロセスによって深みと輝きを併せ持つ独自の表情を生み出す。ボディサイズについては全長198.5×全幅86.0(ミラー含)×全高69.7インチ/ホイールベース114.2インチ(同5042×2184×1770mm/2900mm)に設定した。
内包するインテリアは、インフィニティが掲げる“elevated hospitality”の思想を体現したことが訴求点、緻密に仕上げられた素材、丁寧なクラフトマンシップ、そして直感的に使えるテクノロジーが、ドライバーと乗員を包み込む。また、最大64色から選択可能なアンビエントライトは日本の四季から着想を得たテーマも用意し、シーンや気分に合わせてキャビンの雰囲気を演出。随所に施されたディテールは、日本の美意識へのオマージュとして、インフィニティならではの世界観を表現した。さらに、可動式の2列目シートとゆとりあるラゲッジスペースにより、日常からロングドライブまで様々なライフスタイルに柔軟に対応するキャビン空間に仕立てている。
一方で機能面では、つながる・使いやすい・楽しめることを重視した先進テクノロジーを装備。メータークラスター用とインフォテインメント用の2つの12.3インチディスプレイによって、洗練されたデジタル空間を形成する。また、Google搭載のインフォテインメントシステムを標準で採用し、ナビゲーション、アプリ、音声操作を車両内でシームレスに利用可能。さらに、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoにも対応し、日常の利便性を高めた。オーディオシステムもアピールポイントで、16または20スピーカーで構成するKlipsch(クリプシュ)プレミアムオーディオシステムを設定。インディビジュアルオーディオやパーソナライズド・サウンド・プロファイル・テクノロジーにより、乗員1人ひとりに最適化された没入感あふれるサウンド空間を実現している。

▲インフィニティが掲げる“elevated hospitality”の思想を体現したインテリア。緻密に仕上げられた素材、丁寧なクラフトマンシップ、そして直感的に使えるテクノロジーがドライバーと乗員を包み込む
パワートレインに関しては、KR20DDET型1997cc直列4気筒DOHC・VCターボエンジン(最高出力268hp/最大トルク286lb-ft)に、電子制御式9速ATのトランスミッションを組み合わせて搭載。アクティブ・ノイズ・キャンセレーションとアクティブ・サウンド・エンハンスメントを組み込み、不快なノイズを抑制しつつ、スポーティなエンジンサウンドを際立たせる。駆動機構にはインテリジェントトレースコントロールを配した4輪駆動のAWDを採用した。
安全面については、ドライバーをサポートし、安心感を高める先進運転支援技術を幅広く採用。周囲の状況を把握しやすくするカメラ技術や、駐車時の負担を軽減する支援機能などを装備し、上級グレードには3Dアラウンドビューモニターを組み込む。また、AUTOGRAPHでは「ProPILOT Assist 2.1」を設定。一定条件下の高速道路においてドライバーの監視のもとハンズオフ走行を可能とし、長距離ドライブをより快適なものに昇華させた。
なお、インフィニティQX65は2027年モデルとして2026年初夏より米国市場での販売開始を予定。車両価格はLUXEグレードが5万3990ドル(約865万円)、SPORTグレードが5万5690ドル(約892万円)、AUTOGRAPHが6万2590ドル(約1003万円)に設定している。
