ランドローバーが1950年代の初代ランドローバー シリーズIに設定していた商用モデル“ハードトップ”の名を受け継ぐ、現行ディフェンダーの商用モデル「ディフェンダー ハードトップ」を設定。既存の110をベースに後席を省略して2名乗り仕様とし、2059リットルの大容量ラゲッジスペースを確保。ラバー製フロアや鍵付きアンダーフロアストレージスペースなども採用
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年12月11日、ランドローバー・ディフェンダーの商用モデル「ディフェンダー ハードトップ(DEFENDER HARD TOP)」を発表し、同日より予約受注を開始した。車両価格は998万円に設定する。
新設定のディフェンダー ハードトップは、1950年代の初代ランドローバー シリーズI(LAND ROVER SERIES I)に設定していた商用モデル“ハードトップ(HARD TOP)”の名を受け継ぐ、現行ディフェンダーの商用モデルに位置。また、ディフェンダー ブランドにおいての商用モデルは日本初導入となる。
ベース車はパワートレインにMHEV(マイルドハイブリッド)システムを採用する“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力350ps/最大トルク700Nm)を搭載した既存のディフェンダー110 X-DYNAMIC SE D350で、シートレイアウトは前2席のみを配した2名乗り仕様とする。後席は省略し、その分を荷室空間にあてがって、ラゲッジ容量は2059リットル、荷室長×幅×高は1472×1423×937mmを確保。フロアにはハイサイドラバーマットを配備した。また、荷室前部には容量155リットルのアンダーフロアストレージスペース(ロック&点灯機能付)を、荷室後部には容量58リットルのアンダーフロアストレージスペースを設定して積載性能を向上。荷室とキャビン空間を仕切る固定式フルハイトパーティションも標準で採用する。さらに、外装にはハードトップならではのアクセントに昇華するとともに、外部からの積載物の目隠しの役割を果たすボディ同色のエクステリアユーティリティパネルを装備した。
なお、ジャガー・ランドローバー・ジャパンはディフェンダー ハードトップの日本初導入を記念して、2026年4月30日までの期間中、成約したユーザーを対象に企業またはブランドロゴのデカールプリントサービスを提供する「DEFENDER HARD TOP MAKE YOUR MARK CAMPAIGN」を実施。また、キャンペーンに応募した人のなかから抽選で1名にNUTS ART WORKSによるペイントサービスを提供するという。
