ポルシェ ジャパンは2025年11月20日、プレミアムSUVのカイエンにフル電動パワートレインを搭載したBEVモデルの「カイエン・エレクトリック」と「カイエン・ターボ・エレクトリック」を設定し、日本における予約受注を開始した。カイエン・エレクトリックは最高出力325kW(442PS)/最大トルク835Nmを発生する前後モーターを、カイエン・ターボ・エレクトリックはローンチコントロール時オーバーブーストで最高出力850kW(1156PS)/最大トルク1500Nmを発生する前後モーターを採用し、いずれも総電力量113kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。一充電航続距離は複合WLTPモードでカイエン・エレクトリックが最大642km、カイエン・ターボ・エレクトリックが最大623kmを実現する。価格はカイエン・エレクトリックが1335万円、ターボ・エレクトリックが2101万円。
Stellantisジャパンは2025年11月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックのC4ハイブリッドを改良し、同日より発売した。今回のアップデートでは、ブラックルーフを新たに採用して、精悍かつスポーティなスタイリングをいっそう際立たせたことがトピック。パワートレインも従来の C4 MAXハイブリッドを踏襲し、1.2L直3DOHCターボエンジン(136ps/230Nm)に、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドを採用。 車両価格は436万円に設定する。

シトロエンC4 MAXハイブリッドブラックルーフ 価格:436万円 全長4375×全幅1800×全高1530mm ホイールベース2665mm 車重1370kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.2km/L
メルセデス・ベンツ日本は12月10日、Bクラスに新グレードの「Urban Stars(アーバンスターズ)」を追加し、同日より発売した。現行Bクラス初採用となるナイトパッケージを導入するとともに、従来の人気オプションのAMGラインやレザーARTICO/MICROCUT表皮のスポーツシートなどを標準装備化してスポーティさと上質さに磨きをかけた。ユーザーへの納車は本年12月以降を予定。価格は575万円~609万円。

メルセデス・ベンツB200d Urban Stars 価格:609万円 全長4430×全幅1795×全高1550mm ホイールベース2730mm 車重1560㎏ 乗車定員5名 WLTCモード燃費19.0km/L
メルセデス・ベンツ日本は12月16日、3列シートSUV「GLE」とプレミアムSUVクーペ「GLEクーペ」に「ナイトエディション」を通常モデルとしてラインアップし、同日より発売した。ナイトパッケージやブラック基調の22インチAMGアルミホイール、ブラックのイルミネーテッドステップカバーなどを追加装備している。価格はそれぞれ、1482万円、1518万円としている。
メルセデス・ベンツ日本は12月16日、ラグジュアリーSUV「GLS」のベースモデル「GLS 450d 4MATIC」の一部装備を変更したうえで、名称を「GLS 450d 4MATICナイトエディション(GLS 450d 4MATIC Night Edition)」に刷新して、同日より発売した。装備面ではナイトパッケージやAMGラインエクステリア、23インチAMGアルミホイール、ナッパレザーの本革シートおよび本革巻スポーツステアリングなどを追加採用している。車両価格は1534万円。
BYD Autoジャパンは2025年12月1日、クロスオーバーSUV、プラグインハイブリッドモデルの「シーライオン6」を日本で発売した。パワートレインにはBYD独自の電気を主役にしたハイブリッド技術「DM-i」を搭載。システムは世界最高水準の43.04%もの熱効率を達成したハイブリッド専用エンジンの1.5L直4DOHCエンジンを搭載。FWDモデルは72kW/122NmのNAエンジンと145kW/300Nmを発生するモーターを搭載、AWDモデルの詳細は後日発表だが、96kW/220Nmのターボエンジンと、前後合わせて270kW/550Nmを発生するモーターと組み合わせる。車両価格はFWDが398万2000円、AWDが448万8000円に設定。

BYDシーライオン6 価格:398万2000円 全長4775×全幅1890×全高1670mm ホイールベース2765mm 車重1940kg 乗車定員5名 ハイブリッド燃料消費率(WLTCモード)22.4km/L EV走行換算距離(等価EVレンジ)100km
ヒョンデ モビリティ ジャパンは2025年11月26日、電気自動車のIONIQ 5(アイオニック ファイブ)のハイパフォーマンスモデル「IONIQ 5 N」のアップデートを実施し、同日より発売した。運転する愉しさを追求したバージョンアップを図るとともに、先進安全運転支援システムの機能強化やナビゲーションへのAR(拡張現実)機能の追加などを実施。走りの面では、8速DCTのフィーリングを再現する「N e-Shift」を、これまで設定できなかったEcoモードでも使用可能としたことがトピック。車両価格は891万円に設定。
ジャガー・ ランドローバー・ジャパンは12月9日、レンジローバーの2026年モデルの予約受注を開始した。2026年モデルはラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「SV」シリーズを強化。「SV BLACK」グレードを新設定するとともに、ボディ&ソウルシートの採用や標準ホイールサイズの23インチ化などを実施。価格は1952万円~3631万円。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは12月10日、レンジローバー スポーツの2026年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。4.4L・V8ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載した「P530」のラインアップや、限定導入していた「SV」グレードのカタログモデル化、SV/SV BLACK/SV CARBONの3機種の設定、BESPOKEサービスの導入などを実施。価格は1258万円~2476万円。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは12月11日、ランドローバー・ディフェンダーの商用モデル「SV BLACK(DEFENDER HARD TOP)」を発表し、同日より予約受注を開始した。既存の110をベースに後席を省略して2名乗り仕様とし、2059リットルの大容量ラゲッジスペースを確保。ラバー製フロアや鍵付きアンダーフロアストレージスペースなども採用。車両価格は998万円。ー後席は省略し
■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』に掲載されています。
