ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行

ヒョンデが電気自動車「IONIQ 5」のハイパフォーマンスモデル「IONIQ 5 N」の一部改良を実施。運転する愉しさをさらに追求した緻密なバージョンアップを図るとともに、先進安全運転支援システムの機能強化やナビゲーションへのAR(拡張現実)機能の追加などを実施

 ヒョンデ モビリティ ジャパンは2025年11月26日、電気自動車のIONIQ 5(アイオニック ファイブ)のハイパフォーマンスモデル「IONIQ 5 N」のアップデートを実施し、同日より発売した。車両価格は891万円に設定する。

▲ヒョンデIONIQ 5 N 価格:891万円 全長4715×全幅1940×全高1625mm ホイールベース3000mm 車重2210kg 乗車定員5名 ドライビングの愉しさを深化させるアップデートを実施

▲ヒョンデIONIQ 5 N 価格:891万円 全長4715×全幅1940×全高1625mm ホイールベース3000mm 車重2210kg 乗車定員5名 ドライビングの愉しさを深化させるアップデートを実施

 今回の改良は、ドライビングの愉しさをさらに追求した緻密なバージョンアップを図るとともに、先進安全運転支援システムの機能強化やナビゲーションへのAR(拡張現実)機能の追加などを実施したことが特徴である。

▲8速DCTのフィーリングを再現する「N e-Shift」を、これまで設定できなかったEcoモードでも使用可能とする

▲8速DCTのフィーリングを再現する「N e-Shift」を、これまで設定できなかったEcoモードでも使用可能とする

▲ドリフト走行をサポートする「N Drift Optimizer PRO」に10段階のレベル調整を採用

▲ドリフト走行をサポートする「N Drift Optimizer PRO」に10段階のレベル調整を採用

 まずパフォーマン面では、8速デュアルクラッチトランスミッションのフィーリングを再現する「N e-Shift」を、これまで設定できなかったEcoモードでも使用可能としたことがトピック。走行シーンに応じた選択肢を、いっそう広げている。また、ドリフト走行をサポートする「N Drift Optimizer PRO」には、ドライバーの技量や目的に合わせて選択できる10段階のレベル調整を採用。さらに、「N Launch Control」使用時にはエンジンサウンドをOFFに設定している場合でもサウンドを発生させることで、加速時の臨場感を向上させる。加えて、Nモード画面に表示できるウィジェット数を往来の4個から6個へ増やして、設定の自由度を高めた。

▲「N Launch Control」使用時にはエンジンサウンドをOFFに設定している場合でもサウンドを発生させることで加速時の臨場感を高める

▲「N Launch Control」使用時にはエンジンサウンドをOFFに設定している場合でもサウンドを発生させることで加速時の臨場感を高める

▲12.3インチディスプレイのNモード画面に表示できるウィジェット数を往来の4個から6個へ増やす

▲12.3インチディスプレイのNモード画面に表示できるウィジェット数を往来の4個から6個へ増やす

 先進安全運転支援システムに関しては、フルLEDヘッドランプに「インテリジェントフロントライティングシステム(IFS)」を新採用する。従来のハイ/ローの自動切り替えから進化し、夜間走行時に対向車・先行車への眩惑を防ぎながら、ハイビームを維持して高い視認性を確保。これにより、市街地や日常走行における安全性・利便性を向上させた。また、前方車両との衝突/車両の車線逸脱/後側方衝突危険時に振動を与えてドライバーに警告するハプティクス機能付ステアリングホイールを配備している。

▲フルLEDヘッドランプにインテリジェントフロントライティングシステム(IFS)を新採用

▲フルLEDヘッドランプにインテリジェントフロントライティングシステム(IFS)を新採用

▲前方車両との衝突/車両の車線逸脱/後側方衝突危険時に振動を与えてドライバーに警告するハプティクス機能付ステアリングホイールを装備

▲前方車両との衝突/車両の車線逸脱/後側方衝突危険時に振動を与えてドライバーに警告するハプティクス機能付ステアリングホイールを装備

 機能面では、ナビゲーションにAR(拡張現実)機能を新採用。フロントカメラ映像に経路案内を重ねて表示することで、直感的にルートを把握できるようにアレンジする。さらに、ビルトインドライブレコーダーやワンタッチリアシートフォールディングボタン、後席乗員通知センサー、パワーウインドウ(全席オートアップ&ダウン/セーフティー機能付)を標準で装備した。

▲ナビゲーションにはAR(拡張現実)機能を新たに組み込む

▲ナビゲーションにはAR(拡張現実)機能を新たに組み込む

▲ビルトインドライブレコーダーを標準装備

▲ビルトインドライブレコーダーを標準装備

▲ワンタッチリアシートフォールディングボタンを配備

▲ワンタッチリアシートフォールディングボタンを配備

▲12.3インチカラーLCDクラスター内に後席乗員通知センサーを配する

▲12.3インチカラーLCDクラスター内に後席乗員通知センサーを配する

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、最高出力175kW/4600~1万rpm、最大トルク370Nm/0~4000rpmを発生するフロントモーター、最高出力303kW/7400~1万400rpm、最大トルク400Nm/0~7200rpmを発生するリアモーター、トータルで最高出力478kW、最大トルク770Nm(N Grin Boost時、通常時は448kW/740Nm)を発生する高性能デュアル駆動モーターと、総電力量84.0kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載して電動4WDシステムを構成。また、シャシーにはホイールGセンサー+6軸ジャイロセンサーにより制御精度をより向上させるとともに大容量可変ダンパーを採用して走行性能を最適化するN専用電子制御サスペンション(ECS)を、駆動系には左右後輪に最適なモーター出力が伝達するように制御する電子式作動装置のN Carving Differential(e-LSD)を組み込んでいる。

▲パワートレインには175kW/370Nmを発生するフロントモーター、303kW/400Nmを発生するリアモーター、トータルで478kW/770Nm(N Grin Boost時)を発生する高性能デュアル駆動モーターと、総電力量84.0kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載して電動4WDシステムを構成する

▲パワートレインには175kW/370Nmを発生するフロントモーター、303kW/400Nmを発生するリアモーター、トータルで478kW/770Nm(N Grin Boost時)を発生する高性能デュアル駆動モーターと、総電力量84.0kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載して電動4WDシステムを構成する

 

 

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