往年のアメリカンSUVのテイストを取り入れた光岡ブランド初のSUVモデル「バディ」の再生産・再販売が決定。車種展開はハイブリッドグレードのみの設定で、パノラマムーンルーフ、デジタルインナーミラー、アクセサリーコンセント、サイドメッキモールといった従来オプション設定だったアイテムを標準装備。販売台数は150台の限定
光岡自動車は2025年10月23日、ブランド初のSUVモデルとなる「バディ(Buddy)」の再生産・再販売を発表し、10月24日より先行予約の受付を開始した。車種展開はハイブリッドグレードのHYBRID DXのみをラインアップし、車両価格は726万円に設定。販売台数は150台の限定とする。出荷開始は2026年5月を予定し、2026年内の全数生産出荷を計画している。
「自然体でサラリと乗りこなせる“相棒=Buddy”」をコンセプトに開発した光岡バディは、気持ちの良いアウトドアライフに仲間とワイワイ楽しめるサーフィンやスキー、そしてスタイリッシュな街乗り用として、多彩なライフスタイルにマッチした、より幅広い世代が楽しめるよう、遊び心あふれるSUVとして2020年11月に先行予約を開始。2021年6月の正式発売以後、約4年の販売期間で累計約1200台の受注を記録し、多くのユーザーから熱い支持を集めた。2024年9月までにベース車両確保分のすべてが完売となり、惜しまれつつも販売終了となったが、完売後も「どうしても手に入れたい」と再販を熱望する声が光岡自動車に届き、再生産の可能性を模索。そして、ベースとなる現行型トヨタRAV4の最終生産ロットから150台の調達が実現し、再販売する運びとなった。

▲パワートレインには2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(178ps/22.5kg・m)+フロントモーター(88kW/202Nm)+リアモーター(40kW/121Nm)+ニッケル水素電池(6.5Ah)+電気式無段変速機で構成するハイブリッドE-Fourシステムを搭載
再販するバディは、パワートレインに2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(178ps/22.5kg・m)+フロントモーター(88kW/202Nm)+リアモーター(40kW/121Nm)+ニッケル水素電池(6.5Ah)+電気式無段変速機で構成するハイブリッドE-Fourシステムを搭載したHYBRID DXのみをラインアップ。装備の拡充も図り、従来はオプション設定だったパノラマムーンルーフ、デジタルインナーミラー、アクセサリーコンセント、サイドメッキモールを標準で採用した。
ボディカラーについては、計5タイプを設定。モノトーンカラーは定番人気のグローブワンホワイトパールⅡ(12万1000円高、30台限定)とMJブラックマイカを、2トーンカラー(50万6000円高)は人気のノースカロライナブルー/ホワイトを継続するとともに、バディの新たな物語を紡ぐ意味を込めた新色のアイスマングレー/ホワイトとビーチグレージュ/ホワイトをラインアップしている。




▲ボディカラーは写真上よりモノトーンカラーのグローブワンホワイトパールⅡ、MJブラックマイカ、2トーンカラーのノースカロライナブルー/ホワイト、アイスマングレー/ホワイト、ビーチグレージュ/ホワイトという計5色を設定
