ボルボがプレミアムコンパクトSUVの電気自動車「EX40」に特別仕様車の「EX40 Ultra Single Motor Classic Edition」を設定。人気のオプション装備であるテイラードウールブレンドシートやオレフォス社製クリスタルシフトノブを特別装備するとともに、EX40としては初めて天然木を使ったドリフトウッドパネルを採用
ボルボ・カー・ジャパンは2025年9月30日、プレミアムコンパクトSUVの電気自動車「EX40」に特別仕様車の「EX40 Ultra Single Motor Classic Edition(EX40ウルトラ シングルモーター クラシックエディション)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は749万円に設定する。
▲ボルボEX40 Ultra Single Motor Classic Edition 価格:749万円 全長4440×全幅1875×全高1650mm ホイールベース2700mm 車重2030kg 乗車定員5名 一充電走行距(WLTCモード)590km 交流電力量消費率(WLTCモード)143Wh/km
現行EX40の最終バージョンに位置する今回の特別仕様車は、パワートレインに最高出力175kW(238ps)/4000~5000rpm、最大トルク418Nm/1000rpmを発生するフロントモーターと、総電力量73kWhを確保した駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載して前輪を駆動する通常モデルのEX40 Ultra Single Motorをベースに、人気のオプション装備であるテイラードウールブレンドシートやオレフォス社製クリスタルシフトノブを特別装備するとともに、EX40としては初採用となる天然木を使ったドリフトウッドパネルを配備したことがトピック。また、ボディカラーには通常モデルと同様のクラウドブルー、クリスタルホワイト、オニキスブラック、ヴェイパーグレー、サンドデューンに加えてフォレストレイクを設定し、合わせてテールゲートにはClassicエンブレムを貼付した。
さらに、センターディスプレイのグラフィックには最新のボルボ車と同様の新しいインターフェイスを採用。ホームボタンで地図などが表示されるメイン画面に簡単にアクセスでき、またナビゲーションを画面上部に表示することで運転時の視線移動を最少に抑えて、より安全な運転をサポートする。ウィジェット機能を配してお気に入りのメディアやハンズフリー通話などに簡単に切り替えることも可能。ほかにも、コンテクスチュアルバーにより、走行状況などに応じて、例えば低速になると車外カメラのアイコンが表示されたり、よく使用するアプリが表示されたりするなど、使い勝手を向上させた。合わせて、次世代のコンピューター基盤であるQualcomm Technologies社のSnapdragon Cockpit Platformも導入。Googleを搭載したインフォテインメントシステムは、従来と比べて処理速度が2倍以上、グラフィックの生成速度が10倍に向上し、より快適でスムーズな操作を実現している。