メルセデス・ベンツがCクラスの2ドアクーペ「CLEクーペ」のハイパフォーマンスモデルである「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+クーペ」に、特別仕様車の「マヌファクトゥーア エディション」を設定。限定車専用のデカールやイエローアクセント、AMGスタイリングパッケージ、AMGナイトパッケージ、AMGパフォーマンスシートなどを採用して、シックかつ精悍な内外装を演出。販売台数は100台限定
メルセデス・ベンツ日本は2025年9月18日、Cクラスの2ドアクーペ「CLEクーペ」のハイパフォーマンスモデルである「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+クーペ」に、特別仕様車の「マヌファクトゥーア エディション(MANUFAKTUR Edition)」をラインアップし、同日より注文の受付を開始した。車両価格は1646万円の設定で、販売台数は左ハンドル30台、右ハンドル70台の計100台限定だ。
▲メルセデスAMG CLE53 4MATIC+クーペ マヌファクトゥーア エディション 価格:1646万円 全長4855×全幅1935×全高1435mm ホイールベース2875mm 車重2000kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費10.6km/リットル 販売台数は100台限定
まずエクステリアについては、人気ボディカラーのMANUFAKTURグラファイトグレーマグノ(マット)を纏ったうえで、専用デカールをはじめとするイエローアクセントや本モデル限定装備のAMGナイトパッケージおよびAMGエクステリアナイトパッケージⅡを採用。多数のパーツがカーボン素材やブラックカラー、ダーククロームに換装され、よりレーシーで引き締まったルックスを創出する。また、AMGスタイリングパッケージを配備して、フロントおよびリアに追加のフリックを、リアエプロンにディフューザーパネルを装着。さらに、AMGカーボンファイバードアミラーやAMGカーボンファイバースポイラーリップ、20インチAMG鍛造アルミホイール(RVQ)を特別装備した。乗員の開放感を高めるパノラミックスライディングルーフも標準で採用している。
▲ボディカラーにはMANUFAKTURグラファイトグレーマグノ(マット)を纏い、専用デカールをはじめとするイエローアクセントや本モデル限定装備のAMGナイトパッケージおよびAMGエクステリアナイトパッケージⅡなどを採用
インテリアについては、ブラックの内装色とAMGカーボンファイバーインテリアトリムを基調にイエローのアクセントを随所に配して、スポーティネスとスペシャル感を高度に調和させたことがトピック。シートにはイエローのステッチを入れたAMGナッパレザー表皮のAMGパフォーマンスシートを装着し、シートベルトもイエローで仕立てる。また、限定車専用インドアカーカバーやAMGパフォーマンスステアリング(カーボンファイバー/MICROCUT)などを特別装備した。機能装備としてマルチコントロールシートバック(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)、エアバランスパッケージなどを組み込んで、乗員の快適性を高めたことも本限定車の訴求点である。
パワートレインはベース車を踏襲し、ツインターボチャージャーと電動スーパーチャージャーを組み込んだ“M256M”2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力449ps/5800~6100rpm、最大トルク560Nm/2200~5000rpm)、第2世代のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/モーター(最高出力17kW/1500~3000rpm、最大トルク205Nm/0~750rpm)およびリチウムイオン電池、AMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッション(電子制御9速AT)を搭載。駆動機構には前後トルク配分を50:50から0:100の範囲で可変トルク配分を行う専用セッティングの4輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を採用している。
▲パワートレインには“M256M”2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(449ps/560Nm)、第2世代のISG/モーター(17kW/205Nm)およびリチウムイオン電池、AMGスピードシフトTCT 9Gトランスミッションを搭載