マセラティ・グレカーレの新エントリーモデル「エッセンツァ」が日本上陸

マセラティが人気SUVのグレカーレに新しいエントリーモデルの「エッセンツァ」をラインアップ。従来のエントリーグレードに採用してきた高品質なフルプレミアムレザー、シートヒーター、アンビエントライトなどの装備は継承しつつ、車両価格をリーズナブルな990万円に設定

　マセラティ ジャパンは2025年8月7日、ミドルサイズSUVのグレカーレ（Grecale）に新エントリーモデルの「エッセンツァ(Essenza)」をラインアップし、本年9月より受注を開始すると発表した。

▲マセラティ・グレカーレ・エッセンツァ　ミドルサイズSUVのグレカーレ・シリーズの新たなエントリーモデル。車両価格は1000万円を切る990万円に設定

　イタリア語で“本質・真髄”を意味するEssenzaのグレード名を冠した新しいエントリーモデルは、従来のエントリーグレードに採用してきた高品質なフルプレミアムレザー、シートヒーター、アンビエントライトなどの上級装備を継承しつつ、車両価格をリーズナブルな990万円に設定したことが特徴である。

　ボディカラーについては、標準色のソリッドペイント“ビアンコ”のほか、メタリックペイントのグリージョ ラバ、ビアンコ アストロ、ネロ テンペスタ”という3色（各カラーともオプション価格21万円）を用意。インテリアカラーはブラック＆グレーを基調とし、ハンドル位置は右と左（受注生産）の選択を可能とする。パワートレインには1995cc直列4気筒マルチエアガソリンターボエンジン＋BSG（ベルトスタータージェネレーター）／駆動用バッテリー／eブースター（電動コンプレッサー）＋ZF製電子制御8速ATで構成した48Vマイルドハイブリッドシステム（最高出力300ps／最大トルク450Nm）を搭載している。

▲高品質なフルプレミアムレザー、シートヒーター、アンビエントライトなどの上級装備を従来のエントリーグレードから継承。ハンドル位置は右と左（受注生産）の選択が可能