2019インディ・シリーズ開幕戦、日本のNTTがタイトルスポンサード

優勝はJ・ニューガーデン選手

開幕戦表彰台.jpg▲優勝はJ・ニューガーデン選手 2位はS・ディクソン選手 3位はW・パワー選手

 インディカー・シリーズ開幕戦セント・ピーターズバーグの決勝レースは3月10日、同地の市街地コース(1周1.8マイル、110周)で行われ、2番グリッドからスタートしたJ・ニューガーデン選手(チーム・ペンスキー・シボレー)が優勝した。2位は昨シーズンのシリーズチャンピオン、S・ディクソン選手(チップ・ガナッシ・レーシング・ホンダ)、3位はポールポジションからスタートしたW・パワー選手(チーム・ペンスキー・シボレー)だった。

 19年シーズンから、日本の通信事業最大手のNTTがシリーズのタイトルスポンサーを務めることになった。正式名称はNTTインディカー・シリーズだ。NTTはインディ用モバイルアプリの機能拡充などを予定している。

 パワー選手はレース序盤をリードしたが、中盤に行ったピットストップのタイミングの違いでニューガーデン選手らに逆転を許し、ポール・トゥ・ウインは果たせなかった。

 10シーズン目を迎えた佐藤琢磨選手(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング・ホンダ)は、予選で黄旗の原因を作ったとしてベストタイムを抹消され、出走24台中、20番手からスタート。レース中盤には8番手まで順位を上げていたが、コース上のデブリの影響でオーバーヒート。変速できない状況に陥ったため、ピットに戻りリタイヤした。

開幕戦琢磨.jpg▲佐藤琢磨選手は予選20番手スタート 一時は8位まで順位を上げたが惜しくもリタイヤ

SNSでフォローする