ついに完全終演…2025年7/5にブラック・サバス再集結で観客を歓喜させたオジー・オズボーンが死去

2025年7月5日に『Back to the Beginning』に出演した際のオジー・オズボーン(C) Ross Halfin

 2025年7月5日にイギリスのバーミンガムにて行われたヘヴィ・メタル史上最大のイベント『Back to the Beginning』でオリジナルメンバーが集結し、最高のパフォーマンスを披露したブラック・サバス。

 1970年2月に『黒い安息日』でデビューして以来、ハードなギターサウンドや黒魔術をイメージさせるパフォーマンスで、“メタルの始祖”と言われ、「パラノイド」や「アイアンマン」など数々のビッグヒットを出し、メタリカやガンズ・アンド・ローゼズやアンスラックスなど影響を受けたビッグバンドを多く生み出した。

 そのブラック・サバスのボーカルで、ソロアーティストとしても活躍したオジー・オズボーンが2025年7月22日に76歳で死去した。

 最後のパフォーマンスとなった『Back to the Beginning』では、ソロアーティスト・オジー・オズボーン、ブラック・サバスのボーカルとして登場。9曲を披露し、満員の会場を大いに沸かせた。

 世界各国のチャートはこの感動と別れの余韻を反映し、アメリカではブラック・サバスの「パラノイド」がビルボードのHot Hard Rock Songsチャートで初の1位を獲得するという歴史的快挙を成し遂げている。

 また『Back to the Beginning』には、ブラック・サバスだけでなく、彼らに影響を受けたバンド、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、スレイヤー、トゥール、パンテラ、ゴジラ、アリス・イン・チェインズ、ヘイルストーム、ラム・オブ・ゴッド、アンスラックス、マストドン、ライバル・サンズなどが出演。

 さらにゲストアーティストして、ロン・ウッド(ザ・ローリング・ストーンズ)、スティーブン・タイラー(エアロスミス)、ビリー・コーガン(スマッシング・パンプキンズ)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)らが登場。

 自身の曲だけでなくオジー・オズボーンやブラック・サバスのカバーをパフォーマンスした。

 これほどのビッグアーティストを集結させた、オジー・オズボーン。世界の音楽の歴史に大きな足跡を残した。

 このブラック・サバスの歴史をつづった書籍『ブラック・サバス ファイナル・パラノイド』が2025年8月20日にシンコーミュージック・エンタテイメントより出版される。グループの活動全史を精緻に記録したもので、永久保存版のヴィジュアル&データ・ブックになっている。

書籍情報

タイトル:ブラック・サバス ファイナル・パラノイド
発売:2025年8月20日
仕様・価格:A4判/296頁/定価5,280円
公式サイト:https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0656253/

 

 

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