フェアレディ2000(SR311型)は、オープンスポーツとして人気を得た、2代目フェアレディの最終モデル。2000は、ネーミングどおり直列4気筒の2ℓ・OHCユニット(2基のソレックス製ツインチョークキャブレターを装着)を搭載。スペックは145㎰/18.0㎏・m。前身の1600と比較して出力が61%、トルクは33%も増大。強力なパワーに対応するためにリアサスペンションにはトルクロッドが追加され、ブレーキはフロントがディスク、リアは放熱性が高いアルフィンドラム式にグレードアップされた。トランスミッションはフルシンクロ仕様の5速MTを組み合わせる。2000のパフォーマンスは圧倒的なレベルだった。トップスピードは205㎞/hに達し、0→400m加速は15.4秒。この性能は、同時代のオースチン・ヒーレー300MkIIIを凌ぎ、ポルシェ911と同等だった。
リアスタイル/フェアレディ2000の0→400m加速タイムは15.4秒。ソフトトップはシンプル設計の手動開閉式。駆動方式はもちろんFR。シャシーはフレーム付き
エンジン/エンジンはソレックス製ツインチョークキャブを2連装した2ℓの直4OHV。スペックは145ps/6000rpm、18.0kg・m/4800rpm
ラジエター/冷却系は高効率アルミ製ラジエターと電動ファンで冷却性能をアップ
ヘッドライト/取材車のヘッドライトはフランス・マーシャル製H4ハロゲン。下側にウインカーをレイアウト
ホイール/取材車は社外品の8本スポークアルミを装着。2000の足回りはスパルタンな設定。フロントブレーキはディスク式
フロントスクリーン/1968年からの後期モデルのフロントスクリーンは、風の巻き込みと転倒時の安全性を高めるため前期型比で25mm高い
リアランプ/リアランプは3連形状。下2灯がブレーキとウインカー
マフラー/マフラーはトランペット型のシングル。排気サウンドは豪快な重低音
インパネ/後期モデルのインパネは全面パッド仕様。写真の本革巻きステアリングは当時のスポーツop。取材車は後付けパワーステとクーラーを装着した快適仕様
シート/シートはノンリクライニング式のバケット形状。サポート性は良好。素材はビニールレザー
メーター/メーターは3連式。タコメーターを中央に配置。レッドゾーンは6500rpm以上の設定。速度計は240km/hスケール
トランスミッション/トランスミッションはポルシェシンクロを採用した5速MT。操作フィールはしっかりとした印象
ペダル/ペダルは操作性に優れたレイアウト。クラッチは意外に軽い
オーディオ/コンソール部にAMラジオを縦型にレイアウトする
トランク/トランクは実用的なスペース。取材車はスペアタイヤが未装備だった

新車時価格=5MT 91万円
全長×全幅×全高=3910×1495×1300mm
ホイールベース=2280mm
車重=930kg
エンジン=1982cc直列4気筒OHC
最高出力=145ps/6000rpm
最大トルク=18.0kg・m/4800rpm
サスペンション=前ダブルウィッシュボーン/後半楕円リーフリジッド
ブレーキ=前ディスク/後ドラム
タイヤ&ホイール=5.60-14-4P+スチール
駆動方式=FR
乗車定員=2名
