【復刻版カタログ】ランボルギーニの最高傑作にして永遠のスーパーカー！ 「カウンタックLP400」の衝撃世界

1974 ランボルギーニ・カウンタックLP400

ランボルギーニ・カウンタックは「スーパーカー」という概念を世界に知らしめた逸材。現在に続くランボルギーニのアイデンティティを決定した名車である。メカニズムをパオロ・スタンツァーニ、デザインはマルチェロ・ガンディーニが担当し、1971年にプロトタイプを発表。1974年の「LP400」から市販がスタートした。カウンタックは、エンジン縦置きレイアウトで車両バランスを改善。さらにトランスミッション配置も工夫することで、ハンドリングを大幅にリファインした。それだけではない。ワンモーションの衝撃的なウェッジシェイプを採用。圧倒的な存在感で世界中に衝撃を与えた。ちなみに「カウンタック」という名称は、イタリア・ピエモンテ地方の方言で「驚き」を意味するという。パフォーマンスはもちろん当時の世界トップ。LP400が積む4リッターV12は375hp/8000rpmを発揮。最高速度は315km/hと公表された。ボディサイズは4140×1890×1070mm。カウンタックは1978年にLP400S、1982年にはLP500Sに発展。その後もリファインを続け、1990年まで生産された。カタログは1974年版（原寸196×278mm、8㌻編集）。

資料提供／ブックガレージ