
▲1991年の第1回から今回で第21回目の開催となる。今年は全国9個所で開催。詳細はウェブサイトを参照のこと
オフロードやアウトドアへの強いこだわりを持ち続ける三菱自動車が、ユーザーとの接点として開催しているアウトドアイベントが三菱スターキャンプである。
90年代のRVブームを牽引した2ndパジェロがデビューした1991年に第1回を開催。途中、2度の休止をはさみつつ、継続的に開催されてきた。今回が21回目。オーナーたちからの人気の高いイベントである。
今回は9月に発表予定の新型デリカミニのお披露目もあり、より注目度が高まったスターキャンプ2025in朝霧高原の会場を取材した。
会場のふもとっぱらキャンプ場(静岡県富士宮市)は、富士山を一望できるロケーションで人気のキャンプ場だ。広さは東京ドーム約5個分。募集台数400台に対して2000組を超える応募があった。ユーザーにとって競争率は高いが、参加者者全員が快適なキャンプを楽しめるようにイベントは配慮されている。
区画がないフリーサイトはキャンピングカーや大型のテントがあっても十分な広さを確保できるため、参加者は思い思いの場所に愛車をレイアウトしていた。
オートキャンプから登山、釣り、MTBなどのスポーツ派まで、さまざまなアウトドアユーザーからの支持を集める三菱車。SUVを中心に新旧さまざまなモデルが広がる光景は圧巻だ。
今回のハイライトといえる新型デリカミニは現行モデルのオーナーはもちろん、大型SUVのセカンドカーとして購入を検討しているユーザーも多く、内装などをデモカーに乗り込んでチェックしていた。最大傾斜45度の急坂登坂が体験できる4WD登坂キット同乗体験や各4WDモデルを林間コースで試乗できる体験走行など、自慢の走行性能をアピールするプログラムも例年人気だ。
ほかにもスポーツクライミングや丸太切り体験などのワークショップ、夜にはキャンプファイヤーやライブなど、小さい子供やファミリーで参加できる企画が多数開催された。
会場で声を聞いた参加者たちの満足度は高かった。依然として高いアウトドア人気とともに、今後の展開が楽しみだ。
