8月軽乗用車マーケットは2カ月連続で前年割れ!TOP3はN-BOX・スペーシア・ムーヴ(SUV除く軽自動車販売TOP15・2025年8月)

 7月の軽乗用場車市場は、前年同月比98.2%と2カ月連続で前年実績を下回った。
 主要ブランドの8月軽乗用販売シェアは、スズキが35.2%(前年同月比97.2%)、ダイハツは27.1%(同109.8%)、ホンダは20.2%(同99.1%)、日産は9.4%(同81.0%)。

 

TOP3はN-BOX・スペーシア・ムーヴの3車

 前月7月から2カ月連続の前年実績割れとなり、好調だった軽乗用車マーケットも先行き不透明な状況に。TOPグループ3モデルは前年実績超えとなったものの(新モデルの3位ダイハツ・ムーブは前年比245%)、TOP15の中で、それ以外に前年超えとなったモデルは僅か2モデルのみだ。首位ホンダN-BOXは1万5000台弱をセールス、2位スズキ・スペーシアに3500台ほどの差をつけ盤石。導入期バックオーダーを抱えたダイハツ・ムーヴが今後どのような動きを見せるのか注目。10月末から開催されるJAPAN MOBILITY SHOW「通称:モビショー」に合わせ、秋以降に発売されるモデルも順次発表に。今後のニューモデルに市場の活性化を期待したい。

 

▲ホンダN-BOX JOY モノトーン(FF) 車両価格は従来の184万4700円から189万9700円にアップ

15カ月連続首位と安定のホンダN-BOX。写真は好評のN-BOX JOY

7代目ダイハツ・ムーヴは「毎日頼れる堅実スライドドアワゴン」をコンセプトに開発。ターゲットは子離れ世代のメリハリ堅実層。写真はRSをベースに上質を追求したノーブルシックスタイル

発表1ヶ月で3万台を受注したダイハツ・ムーヴ。その後の受注ピッチが気になるところだ。

日産ルークス・ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション/価格:236万3900円。新型は全17タイプのボディカラーを設定。2トーン塗装は写真のボンネットとボディサイド塗り分けタイプと、ルーフ塗り分けタイプを用意する。プラットフォームは従来の改良版

8月22日に先行公開された日産ルークス。発売は秋予定。写真はハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション

新型デリカミニ(写真/Tプレミアム4WD:238万7000円)とeKスペース(写真:G 2WD:180万9500円)は日産ルークスとBROS車の関係になる三菱オリジナルモデル。フロントウィンドウ位置を従来比で約10㎝前方に移動、キャビンのキュービック化でたくましさが高まった。新型は大きく見える

8月22日から予約受付が開始された新型デリカミニとeKスペース。発売日は10月29日。

 

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