8月の外国車メーカーの輸入車(乗用車)登録台数は1万5843台。前年同月比100.5%で辛うじて前年を上回った。前年超えは8カ月連続。しかしながら、国産ブランドを含めた総計になるとジムニーノマドの出荷停止の影響や、現地生産車の新車効果が一巡したため、前年比95.6%と今年初の前年割れとなった。8月ランキングの首位はメルセデスベンツ。前月2位のスズキが後退したため、BMWが2位にランクアップする形に。主な上位ブランドで見てみると、VW、BMWミニ、ポルシェ、プジョーが前年実績を超えるセールスで元気だ。

メルセデス・ベンツは前年比2割減ながら、首位をキープ。写真は8月22日追加されたメルセデス・ベンツGLB180 Urban Stars。GLBはセールスの中心モデルだ

2位のBMW 。前年比93%と健闘。写真は9月9日に導入されたBMW X2 xDrive20d M Sport。ディーゼルにマイルドハイブリッドの組み合わせだ。 WLTCモード燃費は18.6km/L

フォルクスワーゲンは前年比146%と好調。前月からワンランクアップの4位に。写真は8月末に追加されたT-Rocの特別仕様車のTSIアクティブ マイスターヴェルク

出荷が再開されたジムニーノマド。停止中の8月の登録は僅か72台だったが、再開後の9月は大幅な台数アップが予想される。
