トヨタのKINTO FACTORYの「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」がサービス名称を「TOYOTA UPGRADE FACTORY」および「LEXUS UPGRADE FACTORY」に変更

トヨタの純正オプションを正規販売店で“後付け”できるサービス「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」がサービス名称を「TOYOTA UPGRADE FACTORY」および「LEXUS UPGRADE FACTORY」に刷新。新名称のスタートに合わせて、新アイテムの「Smart Upgrade Switchセキュリティシステム」と「後付けおくだけ充電(Gen4)」の提供も開始

 トヨタ自動車の定額制(サブスクリプション)サービスを担うとともに、純正オプションの“後付け”サービスを展開するKINTO FACTORYは2025年12月18日、「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」におけるサービス名称を「TOYOTA UPGRADE FACTORY」および「LEXUS UPGRADE FACTORY」に変更。合わせて、新アイテムの「Smart Upgrade Switchセキュリティシステム」と「後付けおくだけ充電(Gen4)」の提供を開始した。

 サービス名称の変更は、トヨタとKINTOが提供するアップグレードサービスとして、ユーザーがより分かりやすく安心してサービスを受けられるようにすることが目的。また、今後はアップグレードに加え、新型車種の純正用品の後付けについても本サービスを通じてオンラインで提供できるようにするなど、サービスの取り組みをさらに加速させていくと予告している。

▲トヨタの純正オプションを正規販売店で“後付け”できるサービス「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」がサービス名称を「TOYOTA UPGRADE FACTORY」および「LEXUS UPGRADE FACTORY」に変更

▲トヨタの純正オプションを正規販売店で“後付け”できるサービス「UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORY」がサービス名称を「TOYOTA UPGRADE FACTORY」および「LEXUS UPGRADE FACTORY」に変更

 新アイテムの内容を紹介していこう。まず「Smart Upgrade Switchセキュリティシステム」は、スマートフォンと連携する利便性と、将来の「進化」(OTA〈無線通信〉アップデート)に対応した新進のセキュリティシステムで、一括管理できる専用アプリによって愛車の安心をスマートに見守ることを可能とする。機能としては、生活スタイルに合わせて警戒時間を任意に設定できる「盗難防止設定」、CANインベーダーやリレーアタックといった複数の手口に対して正規のキーを所持していても専用スマホアプリでの認証(または車両ボタンでのPINコード認証)がなければエンジンを始動できない「エンジン始動ロック」、不正な侵入を検知すると専用スピーカーから音声を発して犯人を威嚇する「音声威嚇」、警戒中の乗車(ドアロック解除もしくはエンジン始動)を検知するとBluetooth通信範囲内のオーナーのスマホアプリへプッシュ通知する「スマホプッシュ通知」などを設定した。対象車種は、アルファード/ヴェルファイア(2023年6月以降生産分)、ランドクルーザー“300”(2025年3月以降生産分)、ランドクルーザー“250”(20424年4月以降生産分)としている。

▲新アイテムとして「Smart Upgrade Switchセキュリティシステム」の提供を開始。スマートフォンと連携する利便性と、将来の「進化」(OTA〈無線通信〉アップデート)に対応したセキュリティシステムで、一括管理できる専用アプリによって愛車の安心をスマートに見守ることが可能

▲新アイテムとして「Smart Upgrade Switchセキュリティシステム」の提供を開始。スマートフォンと連携する利便性と、将来の「進化」(OTA〈無線通信〉アップデート)に対応したセキュリティシステムで、一括管理できる専用アプリによって愛車の安心をスマートに見守ることが可能

▲機能としては「盗難防止設定」「エンジン始動ロック」「音声威嚇」「スマホプッシュ通知」などを設定

▲機能としては「盗難防止設定」「エンジン始動ロック」「音声威嚇」「スマホプッシュ通知」などを設定

 また、2026年春頃にはセキュリティシステム プレミアムの提供も開始する。同システムは「入らせない」「動かせない」「追い払う」の三重防御で、愛車を強固に守るハイエンドセキュリティシステムに位置。リレーアタック、CANインベーダー、キーコピーなど、幅広い最新の盗難手口に対応する。具体的には、「セキュリティキー」を車両のスマートキーと一緒に携帯するだけで自動的にセキュリティ機能が作動し、煩わしい操作は不要。また、純正リモートスタート(アプリ/用品)の使用も可能で、ユーザーの利便性を損なわずに済む。機能としては、車両標準のドアロックに加えて独立したドアロック認証を追加して不正なドアの解錠を防止する「ダブルロック」、万が一侵入されても独立したエンジン始動認証により不正なエンジン始動を防止する「セカンドイモビライザー」、こじ開けやバッテリーが外された場合などセキュリティキーが認証できない状態での異常を検知すると大音量のアラームで犯人を威嚇する「セルフパワーサイレン」などを設定した。対象車種はトヨタ車のランドクルーザー“300”(2021年8月以降生産分)、ランドクルーザー“250”(2024年4月以降生産分)、アルファード/ヴェルファイア(2023年6月以降生産分)、クラウン・クロスオーバー)(2022年7月以降生産分)、クラウン・セダン(2023年11月以降生産分)、クラウン・スポーツ(2023年10月以降生産分)、クラウン・エステート(2024年11月以降生産分)、プリウス(2022年12月以降生産分)、レクサス車のLX600(2022年1月以降生産分)、LX700h(2025年3月以降生産分)、GX(2024 年6月以降生産分)としている。

▲2026年春頃にはセキュリティシステム プレミアムの提供も開始。「入らせない」「動かせない」「追い払う」の三重防御で愛車を強固に守る

▲2026年春頃にはセキュリティシステム プレミアムの提供も開始。「入らせない」「動かせない」「追い払う」の三重防御で愛車を強固に守る

 一方で「後付けおくだけ充電(Gen4)」は、ランドクルーザー“300”(2021年4月以降生産分)に向けて提供。センターコンソールのトレイをQi規格に対応した「後付けおくだけ充電(Gen4)」搭載トレイに交換し、運転中にスマートフォンを置くだけで充電が可能となる。ふたを閉めれば見た目がすっきりとするデザイン性のよさもトピックだ。

▲ランドクルーザー“300”(2021年4月以降生産分)向けの「後付けおくだけ充電(Gen4)」の提供を開始

▲ランドクルーザー“300”(2021年4月以降生産分)向けの「後付けおくだけ充電(Gen4)」の提供を開始

 

 

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