トヨタがSUVタイプのセンチュリーの一部改良を実施。調光レベルに「半透明」状態を加えた3段階調光機能付プライバシーガラスを採用するとともに、サスペンションのチューニングを変更して乗り心地をいっそうレベルアップ
トヨタ自動車は2025年6月23日、SUVタイプのショーファーカーのセンチュリーをマイナーチェンジし、同日より発売した。車両価格は2700万円に設定する。
▲トヨタ・センチュリー 価格:2700万円 全長5205×全幅1990×全幅1805mm ホイールベース2950mm 車重2570kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費14.2km/リットル EV走行換算距離69km
今回の改良では、調光機能付プライバシーガラス(リアドアガラス・リアクォーターガラス)の調光レベルに、「透明」「調光」に加えて「半透明」状態を設定して3段階で仕立てたことがトピックだ。スイッチをONにすると、透明な2枚の合わせガラスに挟まれた特殊なフィルムが作用し、透明・半透明・調光の3段階機能でガラスの色がホワイト調へと変化。外からの視線を遮りながら、柔らかな外光を取り入れた和室のような落ち着いた雰囲気のリアキャビンを創出する。
前マクファーソンストラット式/後マルチリンク式のサスペンションのチューニング変更も実施。細かい振動を極限まで抑えて、より滑らかで上質な乗り心地を実現した。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、2GR-FXS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sエンジン(最高出力262ps/6000rpm、最大トルク34.2kg・m/4600rpm)+5NM型フロントモーター(最高出力134kW、最大トルク270Nm)+1YM型リアモーター(最高出力80kW、最大トルク169Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオン電池(容量51.0Ah)で構成する3.5Lプラグインハイブリッドシステム+E-Four Advanced(電気式4WDシステム)を搭載している。
▲パワートレインは2GR-FXS型3456cc・V型6気筒DOHC・D-4Sエンジン(262ps/34.2kg・m)+5NM型フロントモーター(134kW/270Nm)+1YM型リアモーター(80kW/169Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオン電池(容量51.0Ah)で構成するV6 3.5Lプラグインハイブリッドシステム+E-Four Advanced(電気式4WDシステム)を搭載