Stellantisジャパンがジープ、フィアット、シトロエン、プジョー、DS、アルファロメオという6ブランドの主要モデルの車両価格を改定。より求めやすい価格を目指して10~50万円の値下げを実施
Stellantisジャパンは2025年5月1日、ジープ、フィアット、シトロエン、プジョー、DS、アルファロメオという6ブランドの主要モデルの車両価格を改定し、同日より適用すると発表した。
価格改定する車種および車両価格は以下の通り。
ジープ・アベンジャー・アルティテュード:550万円(旧価格580万円)
ジープ・コマンダー・リミテッド:599万円(旧価格609万円)
フィアット600ラ プリマ:555万円(旧価格585万円)
フィアット・ドブロ:394万円(旧価格414万円)
フィアット・ドブロ マキシ:416万円(旧価格436万円)
シトロエン・ベルランゴ マックスBlueHDi:419万円(旧価格439万円)
シトロエン・ベルランゴ ロング マックスBlueHDi:437万円(旧価格457万円)
プジョー2008GT:401万2000円(旧価格431万2000円)
プジョー2008GT BlueHDi:427万3000円(旧価格457万3000円)
プジョー408GT:489万円(旧価格509万円)
プジョー408GTハイブリッド:621万6000円(旧価格641万6000円)
DS 3オペラBlueHDi:490万円(旧価格516万6000円)
アルファロメオ・トナーレ・ハイブリッド ヴェローチェ:595万円(旧価格620万円)
アルファロメオ・トナーレ・プラグインハイブリッドQ4 ヴェローチェ:712万円(旧価格762万円)
今回の車両価格の改定は、ユーザーがより求めやすい価格に設定することを目的に、10~50万円の値下げを実施したことが特徴。6ブランドはここ数年、材料費および輸送費の高騰や円安ユーロ高の為替相場などから段階的に車両価格を引き上げてきたが、最近のBEVの需要減速、そしてトランプ関税による世界的な消費の冷え込みが想定されることから、日本市場へのテコ入れを行うこととなった。もちろん背景には、コアなファンが多い6ブランドの魅力を維持し続ける狙いもある。
車両価格の改定に際して、Stellantisジャパンの成田仁代表取締役社長は、「今回の価格改定は、お客様に寄り添い、そのニーズをさらに重視した市場指向にて見直しを行いました。本改定により、対象モデルをお求めやすい価格で提供することで、より多くの皆様にStellantis車のある豊かなカーライフを提案してまいります」とコメント。また、「今年度に発売予定の新しいモデルについても、同様に市場指向を反映させた価格に設定する」と予告している。