トヨタがより良い日米貿易関係への貢献と日本の幅広いユーザーへの対応を目的に、米国生産の3列シートミッドサイズSUV「ハイランダー」を日本でリリース。力強く存在感あふれるSUVスタイルに、上質で開放的な3列シート7名乗りのキャビン空間を採用し、パワートレインには高効率な2.5L直4エンジンと優れたモーター出力を組み合わせたシリーズパラレルハイブリッドシステムを搭載。導入モデルはニュージーランド仕様の上級グレード「Limited ZR Hybrid」で、ハンドル位置は右。車両価格は860万円に設定。まずはトヨタモビリティ東京を通じて販売し、今夏以降に全国展開を予定
トヨタ自動車は2026年4月2日、米国工場で生産した3列シートミッドサイズSUVの「ハイランダー(Highlander)」を日本に導入し、同日よりトヨタモビリティ東京を通じて販売を開始した。導入モデルはニュージーランド仕様の上級グレード「Limited ZR Hybrid」で、車両価格は860万円に設定する。

▲トヨタ・ハイランダー Limited ZR Hybrid 価格:860万円 全長4950×全幅1930×全高1730mm ホイールベース2850mm 車重2060kg 乗車定員7名 まずはトヨタモビリティ東京を通じて販売し、今夏以降に全国展開を予定
米国のTMMIインディアナ工場で生産するハイランダーの日本導入は、日本市場での幅広いユーザーニーズに応えるとともに、より良い日米貿易関係に貢献していくことが目的。また、日米交渉を受けて本年2月16日に施行された、米国で製造され、米国の安全性に適合する車両について日本国内で追加の試験を行わずに販売できる新制度を活用している。

▲ハイランダーは米国のTMMIインディアナ工場で生産。本年2月16日に施行された、米国で製造され、米国の安全性に適合する車両について日本国内で追加の試験を行わずに販売できる新制度を活用して日本に導入する
導入するハイランダーは、都市部からアウトドアまで幅広いシーンに対応する、ファミリー層に人気の3列シートミッドサイズSUVモデルに位置。日本市場ではクルーガーの車名で2007年まで販売され、現在米国では2019年デビューの4代目「ハイランダー」と、2023年デビューの「グランドハイランダー」を設定している。
エクステリアはTNGA-Kプラットフォームをベースに、大径タイヤ(235/55R20サイズ)やワイドトレッド、伸びやかなフォルムなどにより、安定感あるスタンスと力強い佇まいを創出する。フロントマスクは大開口グリルとシャープなLEDヘッドランプによって、堂々としたフロントフェイスを実現。リアビューは横方向にのびる立体的な造形のコンビネーションランプとワイドバンパーにより、安定感のある後ろ姿を演出した。また、マッドガード(フロント・リア)やホイールアーチモール、ルーフレール(メッキ)などを配備して、SUVらしさを強調する。ボディサイズは全長4950×全幅1930×全高1730mm/ホイールベース2850mmに設定。ボディカラーはセレステリアルシルバーメタリックやプラチナホワイトパールマイカなど全5色をラインアップしている。
2/3/2名乗車の3列式シートを配したインテリアは、ゆとりあるキャビンスペースに、マイコン制御チルト&スライド電動パノラマルーフ(電動シェード&挟み込み防止機能付)やJBLプレミアムサウンドシステム(11スピーカー)などの快適装備を標準で組み込んだことがトピック。コクピットは水平基調のインストルメントパネルを採用して視界の良さと操作性を向上させたうえで、多様な情報を見やすく表示する12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ(メーター照度コントロール付)やカラーヘッドアップディスプレイ、見やすさと使い勝手を両立したタッチスクリーン式の12.3インチHDディスプレイオーディオなどを標準で装備する。また、内装色はブラック基調で仕立て、シート表皮には合成皮革(パーフォレーション・ステッチ付)を張った。さらに、ラゲッジ容量は3列目シート使用時で約330リットル、3列目シートをフロアにフラット収納した状態で約870リットルを確保している。

▲水平基調のインストルメントパネルを採用して視界の良さと操作性を向上させたうえで、12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイ(メーター照度コントロール付)やカラーヘッドアップディスプレイ、タッチスクリーン式の12.3インチHDディスプレイオーディオなどを標準装備。ニュージーランド仕様を導入するため、ハンドル位置は右
パワートレインに関しては、A25A型2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力193ps/6000rpm、最大トルク24.7kg・m/4400rpm)+5NM型フロントモーター+4NM型リアモーター+ニッケル水素電池+電気式無段変速機で構成するシステム最高出力184kWのシリーズパラレルハイブリッドシステムを搭載。駆動機構には発進加速性と旋回安定性を高いレベルで両立するE-Four(電気式4WD)を採用する。また、エコ/ノーマル/スポーツのドライブモードセレクトにより走りをシーンに合わせて最適化するとともに、凹凸路等ではTRAILモードがタイヤの空転を抑えて走行を支援する機能を組み込んだ。

▲パワートレインにはA25A型2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン+5NM型フロントモーター+4NM型リアモーター+ニッケル水素電池+電気式無段変速機で構成するシステム最高出力184kWのシリーズパラレルハイブリッドシステムを搭載
なお、トヨタはハイランダーを今夏以降に全国で発売する予定とアナウンスしている。
