日産がより良い日米貿易関係への貢献を目的に、アメリカで生産するミッドサイズSUVのムラーノを2027年初頭に日本で発売するとアナウンス。ムラーノの日本での販売は約12年ぶり。ハンドル位置は現地仕様の左のままで販売予定
日産自動車は2026年3月17日、アメリカで生産するミッドサイズSUVのムラーノを2027年初頭に日本で販売すると発表した。
米国生産車の日本導入は、日本市場での幅広いユーザーニーズに応えるとともに、より良い日米貿易関係に貢献していくことが目的。日米交渉を受けて国土交通省が本年2月に新たに創設した米国製乗用車に関する認定制度を活用し、米国で生産される魅力的なモデルを日本市場に導入することで、日本におけるラインアップの拡充を図る。なお、導入予定のムラーノは米国テネシー州に居を構える北米日産のスマーナ工場で生産。導入の際には、現地仕様の左ハンドルのままで販売する見込みだ。
ムラーノは2002年デビューの初代Z50型、2008年デビューの2代目Z51型が日本の九州工場で生産され、2015年まで日本で販売。2014年デビューの3代目Z52型、2024年デビューの4代目Z53型はアメリカなど海外工場で生産され、日本ではラインアップしていなかった。そして今回、約12年ぶりに日本市場にムラーノが復活することとなる。
導入予定のZ53型ムラーノは、スタイリッシュかつプレミアムなクロスオーバーSUVスタイルを基調に、最新のライトテクノロジーや新デザインの21インチアルミホイールなどを採用。ボディサイズは全長192.9×全幅78.0×全高67.9インチ/ホイールベース111.2インチ(同4900×1981×1724mm/2825mm)に設定している。


▲ムラーノはスタイリッシュかつプレミアムなクロスオーバーSUVスタイルを採用。ボディサイズは全長192.9×全幅78.0×全高67.9インチ/ホイールベース111.2インチ(同4900×1981×1724mm/2825mm)に設定
一方、インテリアは水平基調の伸びやかなインパネに、Googleビルトインの12.3インチマルチファンクションインフォメーションディスプレイや運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチ、P/R/N/DMの変速スイッチ、マッサージ機能付きのフロントシートなどを装備。先進安全運転支援システムには最新のProPILOT Assist 2.1を設定した。
パワートレインはKR20DDET型1997cc直列4気筒DOHC・VCターボエンジン(最高出力241hp/5600rpm、最大トルク260lb-ft[353Nm]/4400rpm)に、電子制御式9速ATのトランスミッションを組み合わせて搭載。駆動機構にはインテリジェントトレースコントロールを配した4輪駆動のAWDを採用している。
なお、日本導入モデルの概要や車両価格については後日発表する予定である。
