【人とクルマの物語】ランドローバー・ディフェンダーで開花した、プロトコーポレーション、大塚憲司氏のアウトドアスタイル

大塚憲司氏の現在の愛車はランドローバー・ディフェンダー。キャンプ場でひと目惚れし、すでに2台を乗り継ぎ、「ディフェンダーとのアウトドアや旅行を通じて家族との繋がりが強くなった」と語る。その絶妙なカスタムが評価され、イベントで2回もアワードを受賞したのもうれしいポイント

大塚憲司氏の現在の愛車はランドローバー・ディフェンダー。キャンプ場でひと目惚れし、すでに2台を乗り継ぎ、「ディフェンダーとのアウトドアや旅行を通じて家族との繋がりが強くなった」と語る。その絶妙なカスタムが評価され、イベントで2回もアワードを受賞したのもうれしいポイント

クルマは人生を拡張してくれる相棒だと思います

 最初のマイカーは、1995年、当時で16年落ちだった5代目クラウンです。18歳で早々に免許を取得して最初のマイカーはトヨタ・カルディナの予定でした。でもカルディナを購入した後に、父から「かつて乗っていたクラウンが友人宅に放置されている」という話を聞きました。

大塚さん

 そのクラウンは私の幼少期に家族でいろいろな場所へ旅行した思い出深い車両でした。父にとっても初めて新車で購入したクルマだったので、思い入れがあったのだと思います。それでクラウンをレストアして乗ることを決意。カルディナはいったん、兄に乗ってもらうことにしました。

 実は私、父は苦手な存在だったのですが、父との会話で唯一楽しかったのがクルマの話でした。父の過去の愛車を引き継ぐことにうれしい気持ちを持ったことを覚えています。

 私がクラウンに乗り始めたころはローライダーがブームでした。私は地元の東京・日野市から、渋谷駅周辺や大黒パーキングへ行くようになって、私のクラウンもローライダー仕様にしていました。車高を落として当時流行していたホイールを履かせて、小径のステアリングに交換。トランクにはウーハーを入れてかなりの音量でミュージックを聴いていましたね。

クラウン

 このクラウンのおかげで、いままで地元中心だった人間関係がより広い範囲に広がりました。その後社会人になったときに「あの渋谷を走っていたローライダーのクラウンは大塚クンだったんだ」みたいな話もありました。苦手だった父との会話も増えました。自分の人間関係や移動範囲が広がることによる“人生の拡張”を後押ししてくれた相棒だったと感謝しています。古いクルマなので希少性も高く、オートマ、パワーステ、オートACなど装備も充実。トラブルフリーな“唯一無二”のクラウンでした。

 現在はランドローバー・ディフェンダーに乗っています。
 新型コロナウイルスの影響で行動制限が発動されているころ、友人からキャンプを勧められました。キャンプ初体験だったのですが、妻や息子の楽しそうな笑顔を見て、キャンプが趣味になりました。そんなとき、とあるキャンプ場で威風堂々のディフェンダーを見かけたのです。家族全員ひと目惚れ。クルマにまったく興味のなかった妻からも「ディフェンダーをマイカーにしたい」という声が上がり、ディフェンダー・ライフがスタートしました。

ディフェンダー01

 2021年当時は入手困難だったため、最初のクルマは中古車のP300。それをドレスUPして3年ほど乗りました。その後ディーゼルのパワフルさに魅了され、ご縁あって生まれて初めて“新車”として現在のD350HSEに乗り換えました。ディフェンダーとのキャンプや旅行を通じて家族の繋がりが強くなりました。毎月1回はアウトドアを満喫しています。

 ディフェンダーはインポーターやディーラー主催のイベントが開催されるので、可能な限り全国津々浦々に出掛け参加しています。その際に愛車のアワードを決めるイベントがあって、光栄にも2台連続でアワードを頂戴することができました。

アウトドア01

アウトドア02

アワード

 私にとってクルマは、一度きりの人生を拡張してくれる相棒、人の想いを運び、関係性を広げ、人と人を引き寄せる存在だと感じています。米マイアミ大学アーロン・ヘラー准教授らのチームが国際科学誌『ネイチャーニューロサイエンス』で発表(2020年)した研究成果では、人の“移動”と“幸福”には深い関係があるそうです。移動距離が長い人ほど幸福度が高い傾向が見られ、とくに新しい場所への移動は脳を活性化させ、ポジティブな感情や意欲が高まるといいます。

 ディフェンダーとなら、私の夢、“47都道府県に出かける全国制覇”を叶えられそうです。これからも“ディフェンダーのあるカーライフ”を満喫していきたいと思います。

ディフェンダー02

エンブレム

【プロフィール】
大塚憲司(おおつかけんじ)/自他共に認めるクルマ好き。およそ30年間マイカーローン利用中。特技は車両の再販価値を見定めること。乗りたいクルマと残価率が高いクルマをタイミングよく乗り換えて残債をコントロールしている。株式会社プロトコーポレーション 執行役員、2026-2027 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

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