BYDが次期導入モデルの軽EV「ラッコ」の専用サイトを開設

BYDが次期導入モデルの軽EV「ラッコ」に関する情報を専用サイトで先行公開。コンテンツとして日本導入の理由やラッコのネーミングの由来、デザインの特徴、走りの特性などを紹介。日本上陸は2026年夏を予告

 BYD Autoジャパンは2026年2月16日、次期導入モデルの軽EV「ラッコ(RACCO)」の専用サイトをオープンし、先行情報を公開した。

▲BYDが次期導入モデルの軽EV「ラッコ」の専用サイトを開設。日本への導入開始は2026年夏を予定する

▲BYDが次期導入モデルの軽EV「ラッコ」の専用サイトを開設。日本への導入開始は2026年夏を予定する

“小さなEV革命”を謳い、日本の軽自動車規格に合わせた専用設計で登場する「ラッコ」は、人気のスーパーハイト系ボディにスライドドアを装備した新進の軽EVとして開発。車種展開は総電力量約20kWhを確保したリチウムイオン電池を搭載して一充電航続距離200km超を実現したスタンダードと、総電力量約30kWhを確保したリチウムイオン電池を搭載して一充電航続距離300km超を実現したロングレンジをラインアップし、いずれもFWD(前輪駆動)の駆動レイアウトを採用する。

▲ラッコは「すべての人に、いちばんいい軽自動車をEVで提供すること」を目指して開発。BYDが掲げる企業ミッション「Cool The Earth by 1 Degree(地球の温度を1℃下げる)」をより進めるために、軽規格のBEVモデルを企画する

▲ラッコは「すべての人に、いちばんいい軽自動車をEVで提供すること」を目指して開発。BYDが掲げる企業ミッション「Cool The Earth by 1 Degree(地球の温度を1℃下げる)」をより進めるために、軽規格のBEVモデルを企画する

 専用サイトでは、コンテンツとして日本導入の理由やラッコのネーミングの由来、デザインの特徴、走りの特性などを紹介する。まず日本導入の理由には、「Cool The Earth by 1 Degree(地球の温度を1℃下げる)」という、BYDが掲げる企業ビジョンをより進めるために、日本の日々の生活に最も適した軽規格のBEVモデルを企画・開発したと解説する。企画にあたっては社内で専門の研究チームを編成し、日本全国を回って調査をしながら、日本の軽自動車の使われ方を学習。そして、背が高く、電動スライドドアが付いたスーパーハイト系ワゴンの人気が高く、買い物は2~3名で行くことが多い、使える収納を重視する、走りはやさしい加速のコントロール性、フラットな安定感、そして静かさにこだわる、などの志向を確認した。また、充電については毎晩スマホみたいに“ただいま充電”が前提。コンビニやガソリンスタンドの急速充電でも、買い物やコーヒーブレークの30分以内で済ませたいという“ついで充電”を望んでいることが把握できたという。これらを踏まえて、ラッコは日本の軽ユーザーの生活パターンとリズムに合った軽EVに仕立てることを目指した。

▲車種展開は総電力量約20kWhを確保したリチウムイオン電池を搭載して一充電航続距離200km超を実現したスタンダードと、総電力量約30kWhを確保したリチウムイオン電池を搭載して一充電航続距離300km超を実現したロングレンジをラインアップする

▲車種展開は総電力量約20kWhを確保したリチウムイオン電池を搭載して一充電航続距離200km超を実現したスタンダードと、総電力量約30kWhを確保したリチウムイオン電池を搭載して一充電航続距離300km超を実現したロングレンジをラインアップする

▲充電についてはスマホのようなAC普通充電の“ただいま充電”と、買い物やコーヒーブレークの30分以内で済ませたいという急速充電の“ついで充電”の実現を目指す

▲充電についてはスマホのようなAC普通充電の“ただいま充電”と、買い物やコーヒーブレークの30分以内で済ませたいという急速充電の“ついで充電”の実現を目指す

 車名のラッコに関しては、前述のBYDの企業ビジョン「地球の温度を1℃下げる」から発想する。ラッコは海とともに生き、知恵(貝を割る小さな石)で毎日を生き抜く“賢さ”と“愛らしさ”、“親しみやすさ”の象徴であり、一方で絶滅危惧種として指定されている存在。地球環境を守ることは、海を守ること。それは、未来世代を守ること――そうした姿勢をクルマの名前から感じてほしいと考え、新しい軽自動車に「ラッコ(RACCO)」のネーミングを冠した。また、RACCOはReliable(信頼できる)、Affectionate(親しみ)、Clever(賢い)、Cozy(心地よい)、Ocean(海)の意味も込めているという。

▲車名のラッコ(RACCO)はBYDの企業ビジョン「地球の温度を1℃下げる」をクルマの名前から感じてほしいと考えてネーミングする

▲車名のラッコ(RACCO)はBYDの企業ビジョン「地球の温度を1℃下げる」をクルマの名前から感じてほしいと考えてネーミングする

 エクステリアについては、BYDのデザイン哲学“オーシャンエステティック(海洋美学)”、具体的には海の静けさと力強さや、水面に映る光のゆらぎや海平線の広がりをモチーフに、自然の美しさと未来的なテクノロジーを融合させることで、人と街に調和しつつも、生命感あふれる躍動を、軽規格の中で表現したことがトピック。スーパーハイトワゴンの四角いフォルムを基調に、角を丸めた“角まる”の造形に仕立てて、街に溶け込み、人にも近づけたスタイリングを創出する。

▲エクステリアはスーパーハイトワゴンの四角いフォルムを基調に、角を丸めた“角まる”の造形に仕立てる

▲エクステリアはスーパーハイトワゴンの四角いフォルムを基調に、角を丸めた“角まる”の造形に仕立てる

▲LEDヘッドランプ&デイタイムランニングライト内に“BYD RACCO”ロゴを配する

▲LEDヘッドランプ&デイタイムランニングライト内に“BYD RACCO”ロゴを配する

 内包するインテリアは、広い室内スペースを確保するとともに、「触っても安心、優しい」を目指して設計。手のひらに収まるシフトレバー、迷わない物理スイッチ、そして“置き場問題”を本気で解決する収納スペースなどを採用して、人に優しいキャビン空間に仕上げる。両側スライドドアを前提に、日々の使いやすさを追求したことも訴求点。後席は人が座る、荷物を置く、自転車を積むといったモード切り替えを短い手順で行えるようにアレンジし、合わせて誰にでも扱いやすい軽さと、“置いたら動かない”安心感の両立を実現した。

▲インテリアは広い室内スペースを確保するとともに、「触っても安心、優しい」を目指して設計

▲インテリアは広い室内スペースを確保するとともに、「触っても安心、優しい」を目指して設計

▲手のひらに収まるシフトレバーや迷わない物理スイッチを配備

▲手のひらに収まるシフトレバーや迷わない物理スイッチを配備

▲カードやスマホの定位置、ペットボトルやカップにやさしいホルダーなど、“使える”収納スペースを設定

▲カードやスマホの定位置、ペットボトルやカップにやさしいホルダーなど、“使える”収納スペースを設定

 走りの面では、「優しさで気持ちいい」をテーマにセットアップする。加速は“急”ではなく“しなやか”を重視。交通の流れに自然に乗れて、家族も酔いにくいようにチューニングした。また、足回りはカーブや段差でも揺れを抑えた快適な乗り心地にセッティング。運転支援についても“驚かさない・気を遣わせない”方向に設定し、毎日の運転が気持ちよく、疲れにくくなることを大切にして開発を進めた。

▲走りの面では「優しさで気持ちいい」をテーマにセットアップする

▲走りの面では「優しさで気持ちいい」をテーマにセットアップする

 なお、BYDはラッコを2026年夏より日本に導入すると予告。また、専用サイトでは順次最新情報を掲載していくとアナウンスしている。

 

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