ホンダ・ステップワゴンの誕生30周年を祝う特別仕様車が登場

ホンダがステップワゴンの誕生30周年を記念したアニバーサリーモデル「e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」と「e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」を設定。機能装備の拡充を図ったうえで、初代ステップワゴンの車名ロゴデザインをモチーフとした30周年専用エンブレムや30周年専用STEP WGNタグなどを特別装備

　ホンダは2025年12月18日、人気ミニバンのステップワゴンに特別仕様車の「e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車」と「e:HEV SPADA 30周年特別仕様車」を設定し、12月19日に発売した。

▲ホンダ・ステップワゴンe:HEV AIR EX 30周年特別仕様車（FF）　価格：409万8600円　全長4800×全幅1750×全高1840mm　ホイールベース2890mm　車重1830kg　乗車定員7名　WLTCモード燃費19.8km/リットル　写真のボディカラーはシーベッドブルーパール

車両価格は以下の通り。

e:HEV AIR EX 30周年特別仕様車：409万8600円

e:HEV SPADA 30周年特別仕様車：415万9100円

▲ホンダ・ステップワゴンe:HEV SPADA 30周年特別仕様車（FF）　価格：415万9100円　全長4830×全幅1750×全高1840mm　ホイールベース2890mm　車重1840kg　乗車定員7名　WLTCモード燃費19.6km/リットル　写真のボディカラーはプレミアムクリスタルガーネットメタリック

　今回の特別仕様車は、「家族みんなの使い勝手を追求した、FF 1.5BOXライトミニバン」として1996年5月に誕生したステップワゴンがデビュー30周年を迎えることから、現行の6代目をベースに特別な装備を施して、魅力的なアニバーサリーモデルに仕立てたことが特徴である。

▲初代ステップワゴン（写真・奥）は「家族みんなの使い勝手を追求した、FF 1.5BOXライトミニバン」として1996年5月に登場。来年で誕生30周年を迎える

　まず外装には、初代ステップワゴンの車名ロゴデザインをモチーフとした30周年専用STEP WGNエンブレムを特別装備。また、インパネガーニッシュ助手席側やフロントドアライニング両側、スライドドアライニング両側には30周年専用STEP WGNブランドタグを装着する。室内には2列目シートヒーターやLEDランプ（ルームランプ／カーテシーランプ[スライドドア]／ラゲッジルームランプ）も配備した。ボディカラーはe:HEV AIR EX 30周年特別仕様車がフィヨルドミストパール／プラチナホワイトパール／メテオロイドグレーメタリック／クリスタルブラックパール／シーベッドブルーパールという5色を、e:HEV SPADA 30周年特別仕様車がトワイライトミストブラックパール／プラチナホワイトパール／メテオロイドグレーメタリック／クリスタルブラックパール／プレミアムクリスタルガーネットメタリックという5色をラインアップ。インテリアカラーはe:HEV AIR EX 30周年特別仕様車にブラック（ファブリックシート）とグレー（ファブリックシート）を、e:HEV SPADA 30周年特別仕様車にブラック（ファブリック×プライムスムース〈合皮〉コンビシート）を採用している。

▲ステップワゴンe:HEV AIR EX 30周年特別仕様車はボディカラーにフィヨルドミストパール／プラチナホワイトパール／メテオロイドグレーメタリック／クリスタルブラックパール／シーベッドブルーパール（写真）という5色を設定

▲初代ステップワゴンの車名ロゴデザインをモチーフとした30周年専用STEP WGNエンブレムをリアに配備

▲インパネガーニッシュ助手席側やフロントドアライニング両側、スライドドアライニング両側には30周年専用STEP WGNブランドタグを装着

▲2列目シートヒーターを標準装備

▲インテリアカラーはブラック（ファブリックシート、写真・上）とグレー（ファブリックシート、同・下）を設定

▲ステップワゴンe:HEV SPADA 30周年特別仕様車はボディカラーにトワイライトミストブラックパール／プラチナホワイトパール／メテオロイドグレーメタリック／クリスタルブラックパール／プレミアムクリスタルガーネットメタリック（写真）という5色を設定

▲初代ステップワゴンの車名ロゴデザインをモチーフとした30周年専用STEP WGNエンブレムをリアに貼付

▲インパネガーニッシュ助手席側やフロントドアライニング両側、スライドドアライニング両側には30周年専用STEP WGNブランドタグを装備

▲2列目シートヒーターを標準で採用

▲インテリアカラーはブラック（ファブリック×プライムスムース〈合皮〉コンビシート）で仕立てる

　機能装備の拡充を図ったこともトピック。ハイビーム照射中に先行車や対向車を検知すると周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロールするアダプティブドライビングビームや、運転席から見づらい車両の前後左右がナビ画面の映像で確認でき、見通しの悪い交差点や狭い道でのすれ違い、駐車などをサポートするマルチビューカメラシステム、見通しの悪い後退出庫などで左右から近づくクルマを知らせる後退出庫サポートを全車に標準で配備した。

▲ハイビーム照射中に先行車や対向車を検知すると周辺状況に応じて照射範囲を自動制御するアダプティブドライビングビームを標準装備

▲見通しの悪い交差点や狭い道でのすれ違い、駐車などをサポートするマルチビューカメラシステムを採用

▲見通しの悪い後退出庫などで左右から近づくクルマを知らせる後退出庫サポートを設定

　パワートレインは基本的に通常モデルを踏襲し、LFA型1993cc直列4気筒DOHC16Vアトキンソンサイクルガソリンエンジン（最高出力145ps/6200rpm、最大トルク17.8kg・m/3500rpm）＋H4型走行用モーター（最高出力135kW/5000～6000rpm、最大トルク315Nm/0～2000rpm）／発電用モーター＋リチウムイオン電池＋電気式無段変速機で構成するe:HEVのハイブリッドシステムを搭載している。