V8エンジンモデルやSVグレードをラインアップに加えたレンジローバー スポーツの2026年モデルが日本での予約受注をスタート

ラグジュアリー・パフォーマンスSUVのレンジローバー スポーツの2026年モデルが日本における受注を開始。4.4リットルV8ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載した「P530」のラインアップや、限定導入していた「SV」グレードのカタログモデル化およびSV/SV BLACK/SV CARBONの3機種の設定、BESPOKEサービスの導入などを実施

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年12月10日、ラグジュアリー・パフォーマンスSUVのレンジローバー スポーツの2026年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

▲レンジローバー スポーツSV CARBON P635 価格:2476万円 全長4970×全幅2025×全高1815mm ホイールベース3000mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはサンライズカッパー(グロスフィニッシュ)

▲レンジローバー スポーツSV CARBON P635 価格:2476万円 全長4970×全幅2025×全高1815mm ホイールベース3000mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはサンライズカッパー(グロスフィニッシュ)

車種展開は以下の通り。

■3リットル直列6気筒INGENIUMディーゼルターボエンジン(MHEV)搭載車

S D300:1258万円

ダイナミックSE D300:1298万円

ダイナミックHSE D300:1409万円

オートバイオグラフィD300:1579万円

■3リットル直列6気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(MHEV)搭載車

ダイナミックSE P400:1341万円

オートバイオグラフィP400:1622万円

■3リットル直列6気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+105kW電動モーター(PHEV)搭載車

ダイナミックSE P550e:1441万円

オートバイオグラフィP550e:1736万円

■4.4リットルV型8気筒ガソリンツインスクロールターボエンジン530ps(MHEV)搭載車

ダイナミックHSE P530:1709万円

オートバイオグラフィP530:1879万円

■4.4リットルV型8気筒ガソリンツインスクロールターボエンジン635ps(MHEV)搭載車

SV P635:2440万円

SV BLACK P635:2450万円

SV CARBON P635:2476万円

▲レンジローバー スポーツSV BLACK P635 価格:2450万円 全長4970×全幅2025×全高1815mm ホイールベース3000mm 乗車定員5名 ボディカラーはナルヴィックブラック

▲レンジローバー スポーツSV BLACK P635 価格:2450万円 全長4970×全幅2025×全高1815mm ホイールベース3000mm 乗車定員5名 ボディカラーはナルヴィックブラック

▲レンジローバー スポーツSV P635 価格:2440万円 全長4970×全幅2025×全高1815mm ホイールベース3000mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはヴァレジネブルー

▲レンジローバー スポーツSV P635 価格:2440万円 全長4970×全幅2025×全高1815mm ホイールベース3000mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはヴァレジネブルー

 レンジローバー スポーツの2026年モデルは、4.4リットルV8ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載した「P530」の新規ラインアップや、以前に限定導入していた「SV」グレードのカタログモデル化およびSV/SV BLACK/SV CARBONの3機種の設定、新オプションパックの採用、そしてBESPOKEサービスの導入などを実施して、ラグジュアリー・パフォーマンスSUVとしての魅力度を高めるとともにユーザーの選択肢をより拡充させたことが特徴である。

▲レンジローバー スポーツ オートバイオグラフィP530 価格:1879万円 写真のボディカラーはフジホワイト

▲レンジローバー スポーツ オートバイオグラフィP530 価格:1879万円 写真のボディカラーはフジホワイト

 まず新グレードとしては、MHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(最高出力530ps/5000rpm、最大トルク750Nm/1800~4500rpm)を搭載したP530のダイナミックHSEとオートバイオグラフィを追加設定。また、これまで「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」や「EDITION TWO」という特別仕様車として導入していた、MHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(最高出力635ps/6000rpm、最大トルク750Nm/1800~5855rpm)を搭載する「SV」グレードをカタログモデルとしてラインアップした。既存のD300、P400、P550eのパワートレインは従来を踏襲し、D300にはMHEVシステムを組み込んだ2997cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(300ps/650Nm)を、P400にはMHEVシステムを組み込んだ2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(400ps/550Nm)を、P550eには2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンに105kW電動モーターを組み合わせてシステム総出力405kW[550ps]/800Nmを発生するPHEVシステムを採用している。

▲P530はパワートレインにMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(530ps/750Nm)を搭載

▲P530はパワートレインにMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(530ps/750Nm)を搭載

▲SVはパワートレインにMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(635ps/750Nm)を採用

▲SVはパワートレインにMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(635ps/750Nm)を採用

 SVグレードに関しては、標準パフォーマンモデルのSVのほか、内外装をブラックで仕立てたSV BLACKと、軽量・高剛性なカーボンファイバー製ディテールパーツを配したSV CARBONを設定する。SV BLACKはボディカラーにソリッドの専用色ナルヴィックブラックを纏ったうえで、外装にはカーボンファイバー製ボンネット(ボディ同色)やブラックのSVバッジ、グロスブラックフィニッシュの23インチ“スタイル1084”鍛造アロイホイールを採用。内装にはエボニー/エボニーインテリアおよびエボニーパーフォレイテッドウィンザーレザーシートやSV Kvadratシートバックを装備した。

▲SV BLACKはボディカラーにソリッドの専用色ナルヴィックブラックを纏ったうえで、外装にはカーボンファイバー製ボンネット(ボディ同色)やブラックのSVバッジ、グロスブラックフィニッシュの23インチ“スタイル1084”鍛造アロイホイールを配備

▲SV BLACKはボディカラーにソリッドの専用色ナルヴィックブラックを纏ったうえで、外装にはカーボンファイバー製ボンネット(ボディ同色)やブラックのSVバッジ、グロスブラックフィニッシュの23インチ“スタイル1084”鍛造アロイホイールを配備

▲内装にはエボニー/エボニーインテリアおよびエボニーパーフォレイテッドウィンザーレザーシートやSV Kvadratシートバックを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲内装にはエボニー/エボニーインテリアおよびエボニーパーフォレイテッドウィンザーレザーシートやSV Kvadratシートバックを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

 SV CARBONについては、カーボンファイバー製ボンネット(ボディ同色)やフォージドカーボンのSVカーボンファイバーエクステリアパックを標準で採用。専用オプションとして、グロスツイルカーボンまたはサテンツイルカーボンのSVカーボンファイバーエクステリアパックや、SVカーボンファイバーシートバックを用意している。

▲SV CARBONはカーボンファイバー製ボンネット(ボディ同色)やフォージドカーボンのSVカーボンファイバーエクステリアパックを標準装備

▲SV CARBONはカーボンファイバー製ボンネット(ボディ同色)やフォージドカーボンのSVカーボンファイバーエクステリアパックを標準装備

▲専用オプションとしてグロスツイルカーボン(写真・上)またはサテンツイルカーボン(同・下)のSVカーボンファイバーエクステリアパックが選択可

▲専用オプションとしてグロスツイルカーボン(写真・上)またはサテンツイルカーボン(同・下)のSVカーボンファイバーエクステリアパックが選択可

 また、SVは足もとに22インチ“スタイル1083”アロイホイール(サテンダークグレイ、コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)を標準装備。さらに、SVとSV CARBONはアロイオスグレイ(メタリック)のボディカラーをオプションとして選択可能としている。

▲SVは足もとに22インチ“スタイル1083”アロイホイール(サテンダークグレイ、コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)を標準装備

▲SVは足もとに22インチ“スタイル1083”アロイホイール(サテンダークグレイ、コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)を標準装備

▲SVとSV CARBONにはアロイオスグレイ(メタリック)のボディカラーをオプションで用意

▲SVとSV CARBONにはアロイオスグレイ(メタリック)のボディカラーをオプションで用意

 SVグレード以外のオプション設定の拡充も見逃せない。ダイナミックSE/ダイナミックHSE/オートバイオグラフィにはブラックエクステリアパック、ブラックブレーキキャリパー、ブラックコントラストルーフ、23インチ“スタイル1075”アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)で構成するエンハンスドブラックパックを用意。また、オートバイオグラフィには16ウェイ電動パフォーマンスフロントシート(ヒーター&クーラー、マッサージ機能付)&リアシート(ヒーター&ベンチレーション、電動リクライニング機能付)を設定する。さらに、PHEVモデルのダイナミックSE P550eにはカルパチングレープレミアムメタリックのボディカラーにブラックのコントラストルーフ、エクステンテッドブラックエクステリアパック、サテンプロテクティブフィルム、23インチ“スタイル5135”アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)、ブラックブレーキキャリパー、ナチュラルブラックインテリアパネルを採用するステルスパックを用意した。

▲ダイナミックSE/ダイナミックHSE/オートバイオグラフィにはエンハンスドブラックパックをオプションで設定

▲ダイナミックSE/ダイナミックHSE/オートバイオグラフィにはエンハンスドブラックパックをオプションで設定

▲オートバイオグラフィには16ウェイ電動パフォーマンスフロントシートをオプションで用意

▲オートバイオグラフィには16ウェイ電動パフォーマンスフロントシートをオプションで用意

▲PHEVモデルのダイナミックSE P550eにはステルスパックをオプションで採用

▲PHEVモデルのダイナミックSE P550eにはステルスパックをオプションで採用

 オートバイオグラフィ/SV/SV BLACK/SV CARBONについては、従来レンジローバーに採用していたBESPOKEサービスの利用が可能。エクステリアカラーから、インテリアカラーおよびトリム、ステッチやフィニッシャーなどのディテールの仕上げや素材まで、幅広い選択肢からユーザーの好みに合わせた仕様が選択できるようになった。

▲オートバイオグラフィ/SV/SV BLACK/SV CARBONはBESPOKEサービスを利用可能とする

▲オートバイオグラフィ/SV/SV BLACK/SV CARBONはBESPOKEサービスを利用可能とする

 

 

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