日本市場におけるレンジローバーの2026年モデルの予約受注がスタート。2026年モデルはラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「SV」シリーズを強化。「SV BLACK」グレードを新設定するとともに、ボディ&ソウルシートの採用や標準ホイールサイズの23インチ化などを実施
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年12月9日、レンジローバーの2026年モデルの予約受注を開始した。
車種展開は以下の通り。
■3リットル直列6気筒INGENIUMディーセルターボエンジン(MHEV)搭載車
SE D350(SWB):1952万円
HSE D350(SWB):2088万円
HSE D350(LWB):2126万円
HSE D350(LWB/7シート):2163万円
オートバイオグラフィD350(SWB):2333万円
■3リットル直列6気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+105kW電動モーター(PHEV)搭載車
SE P550e(SWB):2162万円
HSE P550e(SWB):2283万円
オートバイオグラフィP550e(SWB):2522万円
SV P550e(SWB):2897万円
■4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジン(MHEV)/530ps搭載車
HSE P530(SWB):2300万円
オートバイオグラフィP530(SWB):2561万円
オートバイオグラフィP530(LWB):2685万円
オートバイオグラフィP530(LWB/7シート):2642万円
■4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジン(MHEV)/615ps搭載車
SV P615(SWB):3033万円
SV P615(LWB):3466万円
SV BLACK P615(SWB):3246万円
SV BLACK P615(LWB):3631万円
※SWB=スタンダードホイールベース(2997mm)/LWB=ロングホイールベース(3197mm)
レンジローバーの2026年モデルは、ラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「SV」シリーズのさらなる強化を図ったことが特徴である。
まず新グレードとして、SWBとLWBに「SV BLACK」を追加設定。ボディカラーにはシックで深みのあるナルヴィックブラック(ソリッド)を纏い、ここにグロスブラックのグリルやRANGE ROVERバッジ、ブラックセラミック製SVラウンドロゴなどを専用装備する。足もとにはダーク&ダイナミズムブラックアクセント付23インチアロイホイールとグロスブラックのブレーキキャリパーを組み込んだ。
インテリアについては、セミアニリンレザーインテリア(エボニー)を基調に、サテンブラックセラミックサーフェスやムーンライトクロームのギアシフトコントロール、イルミネーション機能付き専用SV BLACKトレッドプレートなどを配備。シートにはニアセミアニリンエボニーレザーシートを装着した。
SVシリーズ全体の一部仕様変更も図る。まずシートには、SUBPAC社の最新触覚オーディオテクノロジーによりすべての感覚でサウンドを感じ取ることができるボディ&ソウルシート(BASS)を標準装備。同シートはSWBではフロントシート、LWBではフロント&リアシートに採用する。また、標準ホイールサイズを従来の22インチから23インチに拡大。合わせてデザインも変更して、足もとの存在感をいっそう高めた。

▲SVシリーズの標準ホイールサイズを従来の22インチから23インチに拡大。写真はSV P615(LWB)に装着する23インチ鍛造アロイホイールスタイル1077(ダイヤモンドターンドグロスダークグレイコントラスト&コリンシアンブロンズサテンインサート)
パワートレインは基本的に従来を踏襲。D300にMHEV(マイルドハイブリッド)システムを組み込む2997cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(350ps/700Nm)を、P550eにPHEV(プラグインハブリッド)の2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+電動モーター(システム総出力404kW[550ps]/800Nm)を、P530にMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(530ps/750Nm)を、P615にMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(615ps/750Nm)を採用している。
