ブラックのボディカラーでシックにキメたフィアット600ハイブリッドの限定モデルが日本上陸

フィアットがコンパクトクロスオーバーSUVの600ハイブリッドに特別仕様車の「600ハイ ブリッド ネロ チネマ」をラインアップ。ボディカラーにブラックの特別色「ネロ チネマ」を採用するとともに、センターコンソールパッドLa Primaを標準で装備。車両価格は441万円の設定で、販売台数は150台限定

　Stellantisジャパンは2025年11月11日、コンパクトクロスオーバーSUVの600（セイチェント）のマイルドハイブリッドモデル「600ハイブリッド（600 Hybrid）」に特別仕様車の「600ハイブリッド ネロ チネマ（600 Hybrid Nero Cinema）」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は441万円に設定。販売台数は150台の限定だ。

▲フィアット600ハイブリッド ネロ チネマ　価格：441万円　全長4200×全幅1780×全高1595mm　ホイールベース2560mm　車重1330kg　WLTCモード燃費23.0km/リットル　販売台数は150台限定

　今回の特別仕様車は、通常モデルの600ハイブリッドLa Primaをベースに、モノクローム映画のワンシーンから抜け出してきたかのような、レトロでシックな内外装に仕立てたことが特徴である。

　まずエクステリアでは、ボディカラーにブラックの特別色「ネロ チネマ（Nero Cinema）」を採用。ピクセルパターン入りのフロントグリルやリアコンビネーションランプ、18インチアルミホイールなどともに、クラシカルで洗練されたルックスを創出する。

▲ボディカラーにブラックの特別色「ネロ チネマ」を採用。写真上よりピクセルパターン入りのフロントグリルやリアコンビネーションランプ、18インチダイヤモンドカットアルミホイールなどともに、クラシカルで洗練されたルックスを創出する

　一方で内装は、ブラックのボディカラーと美しいコントラスを成すアイボリーのエコレザーあしらい、合わせてセンターコンソールパッドLa Primaを標準で装備して、統一感と高い質感を実現した。

　装備面はベース車に準じ、エクステリアにはクローム仕上げサイドウィンドウモールディングやグロスブラック仕上げミラーキャップ、18インチダイヤモンドカットアルミホイール＋215/55R18タイヤなどを標準装備。インテリアにはFIATモノグラムやターコイズブルーのディテールを施したエコレザーシート、7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイ、10.25インチタッチパネルモニター付Uconnect、ナビゲーションシステム、ワイヤレスチャージングパッドなどを配備している。

▲インテリアはアイボリーの内装色を基調に7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイや10.25インチタッチパネルモニター付Uconnect、ナビゲーションシステムを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲センターコンソールパッドLa Primaを標準で採用。フタの役目を果たすのでセキュリティ面も向上する

▲FIATモノグラムやターコイズブルーのディテールを施したエコレザーシートを配備

　パワートレインはベース車を踏襲し、1199cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン（最高出力136ps/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpm）に、フロントモーター（最高出力16kW/4264rpm、最大トルク51Nm/750～2499rpm）と48Vリチウムイオンバッテリー（容量20Ah）、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載して前輪を駆動。システム総出力は107kW（145ps）を発揮する。燃費性能はWLTCモードで23.0km/リットルを実現した。

▲パワートレインには1199cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン（136ps／230Nm）に、フロントモーター（16kW／51Nm）と48Vリチウムイオンバッテリー（容量20Ah）、電子制御6速DCTを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載