イタリア発祥のクレマカプチーノをイメージしたフィアット600ハイブリッドの限定モデルが日本発売

フィアットがコンパクトクロスオーバーSUVの600ハイブリッドに特別仕様車の「600ハイブリッド クレマカプチーノ」をラインアップ。イタリアで愛される伝統的な飲み物のカプチーノのクリームをイメージしたベージュ系メタリックの専用ボディカラー「クレマカプチーノ」を纏って、スタリッシュかつキュートなスタイリングを強調。車両価格はベース車と同価格の419万円に設定。販売台数は150台限定

　Stellantisジャパンは2025年9月11日、コンパクトクロスオーバーSUVの600（セイチェント）のマイルドハイブリッドモデル「600ハイブリッド（600 Hybrid）」に特別仕様車の「600ハイブリッド クレマカプチーノ（600 Hybrid Crema Cappuccino）」をラインアップし、同日より発売した。車両価格はベース車と同価格の419万円に設定。販売台数は150台の限定だ。

▲フィアット600ハイブリッド クレマカプチーノ　価格：419万円　全長4200×全幅1780×全高1595mm　ホイールベース2560mm　車重1330kg　WLTCモード燃費23.0km/リットル　販売台数は150台限定

　今回の特別仕様車は、通常モデルの600ハイブリッドLa Primaをベースに、イタリアで愛される伝統的な飲み物のカプチーノのクリームをイメージした艶のあるベージュ系メタリックの専用ボディカラー「クレマカプチーノ」を採用したことがトピック。通常はオプション価格のメタリックカラーながら、車両価格をベースモデルと同価格に抑えた点もアピールポイントである。

▲ボディカラーにはイタリアで愛される伝統的な飲み物のカプチーノのクリームをイメージした艶のあるベージュ系メタリックの「クレマカプチーノ」を纏う

　装備面はベース車に準じ、エクステリアにはクローム仕上げサイドウィンドウモールディングやグロスブラック仕上げミラーキャップ、18インチダイヤモンドカットアルミホイール＋215/55R18タイヤなどを標準装備。インテリアはアイボリーの内装色を基調にFIATモノグラムやターコイズブルーのディテールを施したエコレザーシート、7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイ、10.25インチタッチパネルモニター付Uconnect、ナビゲーションシステム、ワイヤレスチャージングパッドなどを配備している。

▲足もとには18インチダイヤモンドカットアルミホイール＋215/55R18タイヤを装着

▲インテリアはアイボリーの内装色を基調に7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイや10.25インチタッチパネルモニター付Uconnect、ナビゲーションシステムを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲FIATモノグラムやターコイズブルーのディテールを施したエコレザーシートを配備

　パワートレインはベース車を踏襲し、1199cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン（最高出力136ps/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpm）に、フロントモーター（最高出力16kW/4264rpm、最大トルク51Nm/750～2499rpm）と48Vリチウムイオンバッテリー（容量20Ah）、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載して前輪を駆動。システム総出力は107kW（145ps）を発揮する。燃費性能はWLTCモードで23.0km/リットルを実現した。

▲パワートレインには1199cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン（136ps／230Nm）に、フロントモーター（16kW／51Nm）と48Vリチウムイオンバッテリー（容量20Ah）、電子制御6速DCTを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載