ジープの原点であるウィリスMBをオマージュしたジープ・ラングラーの特別仕様車が日本上陸

本格オフローダーのジープ・ラングラー・アンリミテッドに特別仕様車の「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ ’41エディション」をラインアップ。ジープの初代モデルで、1941年に誕生したウィリスMBのボディカラーであるミリタリーグリーンから着想を得た「’41」と称する特別なボディカラーを採用したうえで、ウィリスMBのシルエットが描かれたデカールや「One of ‘41」の専用バッジなどを特別装備。販売台数は150台限定

　Stellantisジャパンは2025年8月27日、ジープの本格オフローダーのラングラー・アンリミテッドに特別仕様車の「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ ’41エディション（Wrangler Unlimited Sport ’41 Edition」をラインアップし、9月13日に発売すると発表した。車両価格はベース車と同じ789万円の設定で、販売台数は150台の限定だ。

▲ジープ・ラングラー・アンリミテッド・スポーツ ’41エディション　価格：789万円　全長4870×全幅1895×全高1845mm　ホイールベース3010mm　車重1990kg　乗車定員5名　WLTCモード燃費9.8km/リットル　販売台数は150台限定

　今回の特別仕様車は、通常モデルのラングラー・アンリミテッド・スポーツをベースに、ジープの原点となるモデルで、1941年に誕生したウィリスMB（Willys MB）をオマージュした特別なオフローダーに仕立てたことが特徴。車名の「’41」は、ウィリスMBのデビュー年に由来している。

▲ボディカラーにはウィリスMBのボディカラーであるミリタリーグリーンから着想を得た「’41」と称する特別色を纏う

　まずボディカラーには、ウィリスMBのボディカラーであるミリタリーグリーンから着想を得た「’41」と称する特別色を採用。土壌や緑地に馴染む、無骨ながらも深みのあるグリーンが、ラングラー・アンリミテッドのワイルドなスタイリングをいっそう際立たせる。また、フェンダーとリアウインドウには山頂への等高線や山の稜線を走るウィリスMBのシルエットを描いた専用デカールを貼付。さらに、車両の左サイドには“One of ’41”のロゴを入れた特別バッジを装着して、冒険心あふれる世界観を表現した。

▲山頂への等高線や山の稜線を走るウィリスMBのシルエットを描いた専用デカールをフェンダー（写真・上）とリアウインドウ（同・下）に装着

▲車両の左サイドには“One of ’41”のロゴを入れた特別バッジを配備

▲ベース車と同様にフリーダムトップ3ピースモジュラーハードトップを装備

　パワートレインはベース車と共通で、1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（最高出力272ps/5250rpm、最大トルク400Nm/3000rpm）＋電子制御8速ATを搭載。駆動機構にはセレクトラック4×4システムやセレクスピードコントロール（ヒルディセントコントロール／ヒルアセントコントロール）、OFF-ROADページ（Uconnect）を採用する。足もとにはグレーアクセント入り17インチアルミホイール＋245/75R17オールテレインタイヤを組み込んだ。

▲足もとにはグレーアクセント入り17インチアルミホイール＋245/75R17オールテレインタイヤを組み込む

▲ブラックのインテリアカラーを基調に第5世代Uconnect5システムを搭載した12.3インチタッチパネルモニターやフルカラー7インチマルチビューディスプレイ、ファブリックシートなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

 　なお、本モデルの購入者には“One of ’41”のジープオリジナルキーホルダーセットや、米国オレゴン州発のマルチアウトドアブランド POLeR（ポーラー）とのコラボレーションアイテムであるトートバックパックおよびキャップをプレゼントするという。

▲ラングラー・アンリミテッド・スポーツ ’41エディションの購入者には“One of ’41”のジープオリジナルキーホルダーセットを贈呈

▲米国オレゴン州発のマルチアウトドアブランド POLeRとのコラボレーションアイテムであるトートバッグパック（写真・上）とキャップ（同・下）もプレゼント