株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下剛)は2月5日、「2026年からKYOJO CUPシリーズにTeam ReFa with AIWINを結成し参戦する」と発表した。
MTGは、ReFa(リファ)ブランドのドライヤーやヘアアイロン、シャワーヘッド、美容機器などをバラエティ豊かにラインアップしているほか、リネン類やフレグランスなど幅広い商品を揃えている。美を追求する男女のヘルシーな暮らしに資する商品を丁寧に開発し、業績を伸ばしてきた。2015年に発売されたシックスパッドもMTGの製品である。
ビューティ、あるいはヘルスといったジャンルで実績を上げてきた企業が、どういった理由でKYOJO CUPに参入するのだろうか。

「弊社が創業30周年を迎えた際に、トヨタ自動車の豊田章男会長からエールのメッセージをいただきました。そのお礼を申し上げたいと、富士スピードウェイに会長をお訪ねしたのです。そのときにKYOJO CUPの存在を知り、関谷正徳オーガナイザーにお会いできました。そこで関谷オーガナイザーのお気持ちを聞き、感銘を受けたのです。それがKYOJO CUPを応援したいという理由です」と松下剛社長は振り返る。出会いは昨年、チーム参加は今年と、ものすごいスピード感だ。
MTGはReFaブランドを全面に打ち出し、三浦愛選手が監督を務めるTeam AIWINをサポート。三浦愛選手(18号車)と白石いつも選手(17号車)の2台体制で2026年シーズンに臨む。
「初めてお会いしたときの三浦愛さんは育成を図る監督の立場だったのですが、目の奥には輝くものがあったのです。まだ現役で走りたいという情熱なのだろうな、と思いました」
そう松下社長が語るとおり「驚きはありましたが、KYOJO FORMULAの先頭に立って、女性ドライバーを引っ張っていきたいと思っていました」と三浦選手は振り返る。2020年と2023年のKYOJO CUPシリーズチャンピオンを獲得している三浦選手だが、その当時はフォーミュラに移行する前だった。F3参戦も豊富な三浦選手にしてみれば、KYOJO FORMULAでクイーンに輝きたい気持ちは熱く燃えていたに違いない。
2024年(当時のチーム名はTeam M)には三浦監督のもと、斉藤愛未選手がシリーズチャンピオンを獲得。2025年は斉藤愛未選手がKYOJO FORMULAでシリーズ4位、白井いつも選手が同8位という成績を残している。
KYOJO FOMULA2年の白石選手は「ReFaのハートブラシやドライバーは普段から使っています。身近なブランドで走れると知ってびっくりしました」と語る。
MTGはRaFa with AIWINとの活動に加えて、シリーズ全体のパートナーとしてもサポートを行う。
「KYOJO CUPを少しでも盛り上げたいと思います。関谷さんの役に立ちたいという思いです」と松下社長。モータースポーツは体力的に男性ドライバーと女性ドライバーが対等に戦うのは難しいという一面がある。その点を解消するために女性アスリートのためのシリーズを運営してきた関谷さんは「シリーズパートナーを得て、KYOJO CUPにどんな化学反応が起きるのか、楽しみです」と期待する。
「サポートする以上は継続的に長く続けていく」と松下社長は語る。
松下社長は「ぜひ開幕戦をサーキットで観戦してほしい」と強調する。開幕戦でKYOJO CUPの面白さに触れれば、第2戦以降も観戦に行きたくなる魅力を秘めていることを、松下社長は自身の観戦体験を通じて感じ取っているのだろう。開幕戦のレース展開を覚えておくと、次のレースを見るときに注目するポイントが増えるから、観戦の楽しみがアップする。
昨年の開幕戦は観衆が8000人だった。これを関谷さんは「1万5000人にしたい」と目標を掲げる。2026年のKYOJO CUPは4月までは合同テスト走行が続き、5月9日にラウンド1のスプリントレース、10日に同ファイナルレースが開催される。
