バンドブームでデビューしたアーティストらが集結したイベント「ROOTS66 」のライブの模様が公開!

 1980年代後半から始まったバンドブームを牽引した1966年生まれの人気アーティスト宮田和弥(JUN SKY WALKER(S) ’88年デビュー)、大槻ケンヂ(筋肉少女帯 ’88年デビュー)、ABEDON(UNICORN ’87年デビュー)、吉井和哉(THE YELLOW MONKEY ’92年デビュー)、トータス松本(ウルフルズ ’92年デビュー)らが集結した音楽イベント『ROOTS66 -NEW BEGINNING 60- supported by tabiwa』が2026年3月20日(金・祝)に東京ガーデンシアターで、3月22日(日)には大阪城ホールで開催され、両日とも超満員の大熱狂のなか幕を閉じた。

 『ROOTS66』は、1966年・丙午(ひのえうま)生まれのミュージシャンたちが2006年から10年ごとに開催しているエンターテインメントショー。3回目となる今回は、1966年生まれのメンバー(66メンバー)がいよいよ還暦を迎える年の記念すべき公演だ。

 このライブの詳しい模様は、カー・アンド・ドライバーから2026年5月上旬に、豊富なライブフォトを収録して発売される『FMステーション -ROOTS66 edition- 完全版』(FMステーション公式EC通販サイト〈https://store.caranddriver.co.jp/products/fm-station2026〉で予約受付中)で紹介されるが、ここでは一足先に、東京公演の2日後に開催された大阪公演の模様を縮小版で紹介しよう。

■開幕からステージのボルテージは最高潮!超満員の会場に熱気が渦巻く

 開幕してまず会場を沸かせたのは、ROOTS66 ULTRA BANDによるバンドセッション。のっけから“還暦”という言葉のイメージとはかけ離れたパワフルな演奏に、これから始まるステージへの期待感が否応なく高まる。

 そこからシンガーたちのオープニング・メドレーへ突入。出演するシンガーたちが誕生日順に1人ずつ登場し、1コーラス歌って次のメンバーへ。「10年前と今とでこんなに変わった人がいるでしょうか!もはや歌う姿は神のようです!伊藤ふみおくんです!」(ABEDON→伊藤ふみお)、「続きまして、氷のような、炎のような、ナイフのような、吉井和哉さんです」(斉藤由貴→吉井和哉)、「守護霊が7人いて4人がイタリア人、3人が関西人という八熊慎一!」(吉井和哉→八熊慎一)など、それぞれが愛とユーモアにあふれた言葉で花を添え、バトンをつなぐ。

 今回、初参加となった小泉今日子は、宮田和弥から「みんな大好き小泉今日子!キョンキョン!」と紹介され大歓声のなか登場。「なんてったってアイドル」を披露し、観客とのコールレスポンスで盛り上げた。

■ウルトラマンも登場!『ROOTS66』ならではの豪華コラボが実現!

 ソロコーナーが終わると、いよいよ『ROOTS66』でしか見られないであろう組み合わせでの豪華コラボがスタート。伊藤ふみおと「Ato-Ichinen」をセッションする斉藤和義が「ふーみん、ちょっと見て。メルカリで買いました」とジャケットの下に仕込んでいたケムリのTシャツを伊藤に披露。これには伊藤も「仕込んでるね~!これはもう安心して歌えますよ!」と大喜びし、丙午の絆を見せつけた。

 その他、斉藤由貴とトータス松本による「夢の中へ×I Can't Turn You Loose」や、宮田和弥と永井真理子による「すてきな夜空」など、豪華すぎる共演が連続。パフォーマンスの多彩さに“66メンバーはとにかく比類なき強い個性を持ったミュージシャンの集まり”ということを再認識させられる。

 そして公演中盤、会場が暗転。突如、大槻ケンヂと増子直純による謎のラジオ番組がスタート。「食べてすぐ寝ると牛になるか?」「雷が鳴ったらヘソを隠すべきか?」など、世に溢れる様々なフェイクの真偽について語り合う中、不穏な雰囲気が漂い、バルタン星人が乱入!ステージへと飛び出したバルタン星人を撃退するべくウルトラマンが登場し、白熱のバトルが始まった。目の前で繰り広げられる激しいアクションに、会場がどよめき、観客からエールを送られる一幕も。見事勝利したウルトラマンは「どんな時代になっても夢を信じ、愛することを忘れないで。そんな歌をうたってほしい」とのメッセージを残して帰還。放送60周年を迎えるウルトラマンと『ROOTS66』とのスペシャルコラボ企画に、会場は大いに盛り上がった。

■小泉今日子と早見優のパフォーマンスに観客も出演陣も大盛り上がり!

 「満月の夕」「みらいのうた」「アルカセ」など魂の震える名曲が続いたあとは、スガ シカオと小泉今日子がステージへ。小泉が「同期のお友だちが大阪公演にも来てくれました!早見優!」とコール。東京公演のみの出演予定だった早見優がサプライズ登場!小泉、早見の二人に挟まれたスガ シカオは「俺だけこんな良い思いしていいの!?」と興奮しつつ、3人で「午後のパレード」でとびきりポップで貴重なコラボを披露した。続いて、早見は、東京公演でも観客を夢中にさせた「夏色のナンシー」を大槻ケンヂ、吉井和哉、トータス松本とともに披露。東京公演を見て、自ら早見とのコラボを熱望したというトータスは、終始満面の笑みで喜びを爆発させた。

 続いて、スペシャル企画として制作されたショートムービーが上映されます。出演者は、川上麻衣子、今田耕司、立川談春、鈴木保奈美。脚本の橋部敦子、監督の三宅喜重も1966年生まれというタッグで作られたこのドラマは、高校の放送部で同級生だった4人が再会し、当時を懐かしみながらも未来に優しく目を向ける物語だ。「お届けする曲は、渡辺美里のMy Revolution!」という立川談春のセリフでムービーが終わると、それにリンクする形でステージで楽曲がスタート。渡辺美里が増子直純とともに登場し、力強い歌唱で魅了した。

 本編終盤は全員がステージに登場し「ガッツだぜ!」「学園天国」などヒットソングのオンパレード。小泉今日子が「アーユーレディ!?」と叫ぶと観客も大歓声で応える。最後はシンガー全員が白いハットをかぶり、『ROOTS66』の定番となった「勝手にしやがれ」を披露。客席にハットを投げるパフォーマンスで本編が終了した。

■ラストソングは「また逢う日まで」!10年後の再会を信じて大熱狂のなか終演

 そして、アンコールでもまたスペシャルなサプライズが。佐藤タイジ、岸谷香、馬場俊英の3人が「1967年早生まれ組」として登場し「ありったけの愛」「Diamonds<ダイアモンド>」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」をそれぞれ披露した。公演時間が大幅に押していたことから、馬場の「長丁場ですけどまだまだいけますか?」との問いに観客が歓声で応えると、佐藤が「ほんまに言ってる?」と心配する一幕も。

 続いては女性シンガーたちによるメドレーコーナー。圧倒的な歌唱力を誇る渡辺美里の「君は薔薇より美しい」、儚げな色気の中に迫力を感じさせる斉藤由貴の「飾りじゃないのよ涙は」に続き、永井真理子・小泉今日子のコラボによる「UFO」が披露されると会場からは特大の歓声が沸き起こる。最後は女性シンガー6人全員で華やかに「春一番」を歌い、満員の大阪城ホールに春を呼び込んだ。

 続いて女子メンバーが「男子~!」と呼びかけ、ステージには再び全員が集合し、さらなるサプライズゲストとしてショートムービーに出演した川上麻衣子も登壇。

 最後は渡辺美里が「前回、10年前にまた逢えたらいいねと言って別れて、こうして10年後にライブができたことをうれしく思います。また10年後、笑顔で会えることを願いながら、もう一曲お届けします!」とあいさつし、出演者全員で最後の1曲「また逢う日まで」を披露した。

 約11000人を動員した『ROOTS66』は、心地よい高揚感に包まれるなか、10年に一度の夢のステージが終演。4時間を超える大ボリュームの響宴となった。披露された楽曲の数は、東京公演が全44曲、大阪公演が全49曲。掲げられた『NEW BEGINNING 60』のテーマのとおり、還暦を迎えた彼らの新たな幕開けの瞬間を見るかのようなエネルギー溢れる2日間となった。

■ライブレポート&フォトをたっぷり収録した『FMステーション -ROOTS66 edition- 完全版』だけでなく、記念して作成したオリジナルグッズも発売!

 この日会場では、ROOTS66 の開催を記念して作られたFMステーションのオリジナルグッズを販売。ラインナップはFMステーションロゴ入りのTシャツ、タオル、ポーチの3種。物販ブースで人気で、多くの人達が、その懐かしいロゴに目を止め、笑顔で購入していた。これらグッズは現在、FMステーション公式EC通販サイト〈https://store.caranddriver.co.jp/〉で販売中だ。

 

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