【復刻版カタログ】エレガントを身につけた跳ね馬、「1986年フェラーリ3.2モンディアル&412」の流麗世界

モンディアル01

1986フェラーリ3.2モンディアル & 412

 1986年のフェラーリ3.2モンディアル &412(日本仕様)のカタログ(原寸280×370mm、7枚編集)。1986年のフェラーリ日本仕様は、水平対向12気筒ユニットを搭載した「テスタロッサ」を筆頭に、V8・MRモデルの328GTB & 328GTSと、3.2モンディアル・クーペ&カブリオレ。さらにV12・FRクーペの412をラインアップ。カタログではエンツォ・フェラーリについて「エンツォは、何事にも確たる信念を持って臨む、強烈なる個性と、魅力的な人間性を兼ね備えた人物である。彼が目指すものは、レースにおける勝利だ。最初は自らレーシング・ドライバーとして活躍し、次いでスクーデリア・フェラーリというレーシングチームを形成。大戦後は自動車の製作に進出したエンツォ・フェラーリにとって、その三つの時代を通じて変わらなかったものは、自動車レースにおける情熱であった。幾多のスポーツカーが現れては消えていった長い自動車の歴史の中で、はっきりと言えることがある。レースに背を向けていてはスポーツカーは成り立たないという事実だ。レースへの挑戦はそのスポーツカーの技術レベルを常に最新のものに保ち、レースでの栄光はその名前にはかり知れない誇りをもたらす。エンツォ・フェラーリの情熱はレースにある。今日でもそれは少しも変わるところはない。それ故にフェラーリの作るスポーツカーは、世界最高のスポーツカーなのである。」と説明していた。

表紙

「フェラーリ3.2モンディアル」

 2+2のシート配置をもったミッドシップエンジン・フェラーリ。ピニンファリーナはフェラーリのイメージを生かしたまま、よりボリューム感のあるボディを造形した。328シリーズと同じパワーユニットは、卓越したパフォーマンスをこのクルマに与えている。フルオープンのカブリオレ。静かな海辺へと疾駆する。

「フェラーリ412」

 フェラーリの伝統。V型12気筒エンジンをフロントに搭載したエグゼクティブのためのスポーツサルーン。力強いサウンドと強烈ナパワーを、オートマチック・トランスミッションが容易に引き出す。インテリアはクオリティ高く、上品な大人のGTを形作る。ピニンファリーナのフォーマルなスタイルを持ったボディは、パワーステアリングデエレガントな身のこなし。高性能を上品で包んだ大人のためのフェラーリ。

412 01

フェラーリ412主要諸元

モデル=1986年式/フェラーリ412
新車時価格=3AT 2400万円
全長×全幅×全高=4810×1800×1315mm
ホイールベース=2700mm
車重=1810kg
エンジン=4943ccV型12気筒DOHC
最高出力=340ps/6000rpm
最大トルク=46.0kg・m/4200rpm
サスペンション=前後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク(ABS)
タイヤ&ホイール=前後240/55VR16
駆動方式=FR
乗車定員=4名

資料提供/ブックガレージ

モンディアル02

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カタログ01

カタログ02

 

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