【復刻版カタログ】現在の[296]のルーツ、珠玉のV8を搭載したプランシングホース、1985年フェラーリ328GTB & GTSの魅力世界

328 01

1985年 Ferrari 328GTB & 328GTS

現在の「296シリーズ」のルーツであるフェラーリ328GTB & GTSの復刻版カタログ。カタログは1985年版(原寸270×302mm、変形36㌻編集)。フェラーリ328シリーズは、1975年に登場したV8・MRモデル「308シリーズ」の最終発展版。1985年のフランクフルト・ショーでデビュー、1989年まで生産された。 「328」はエンジン排気量の3.2リッターと、8気筒エンジン搭載車であることを示している。デザインは、ピニンファリーナのレオナルド・フィオラヴァンテが担当。クーペボディのGTBと、デタッチャブルトップのGTSが選べた。パワートレーンは3185ccの90度V型8気筒DOHC(270ps/31.0kgm)と5速MTの組み合わせ。ホイールは16inを装着する。328シリーズは、GT的なキャラクターが濃厚だった512TRに対し、ハンドリング性能に優れるのが特徴。パフォーマンスは0→100km/h加速が6.4秒、0→400m加速14.3秒と、現在の水準では平均レベルだが、「振り回せるフェラーリ」としていまでも高い評価を獲得している。ボディサイズは4255×1730×1128mm、車重はGTBが1263kg、GTSは1273kgだった。

資料提供/ブックガレージ

328-02

328-03

328-04

328-05

328-06

328-07

328-08

SNSでフォローする