6月輸入車販売、2カ月ぶりにスズキが首位。上半期のモデル別販売首位はVWゴルフ!(2025年6月・ブランド別輸入乗用車販売TOP20 )

 6月の海外ブランドの輸入車(乗用車)登録台数は2万4954台。前年同月(2万2405台)に対し、111.4%で6カ月連続で前年を上回った。25年上半期(1月‐6月)の累計販売は前年比107.2%と前好調を維持している。一方、日本メーカー乗用車の6月輸入台数は9249台と前年比144.7%と好調。上半期では前年比151.7%と大幅な向上を見せ、日本メーカーの輸入車シェアが上半期で約29%を占めるようになっている。

ジムニー ノマド。ノマドは発表4日で約5万台の注文が殺到。現在は受注注意状態。全長をシエラ比で340mm拡大しユーティリティと優れた走行性能を高めた。ノマドはジムニーならではのコンパクトさと、タフな4WD性能をそのままに、ファーストカーとしても十分な広い室内を実現。エンジンは1.5リッター直4(102ps)を搭載。トランスミッションは5速MTと4速ATが選べる。駆動方式は副変速機付きのパートタイム4WD。ボボディサイズは 3820×1645×1720mm

インドから輸入されるジムニー ノマド。フロンクスともに登録が好調でスズキの輸入ブランド販売首位を後押し

 

 6月ランキングではフロンクス、ジムニーノマドをラインアップするスズキが50台差でMベンツを上回り2カ月ぶりの首位に。7月よりノマドはインドのグルガオン工場で1200台/月から3300台/月への増産を実施、増産分は日本向けで、早期の受注再開が期待される。
また、TOP20圏内では、BMWミニ、プジョー、BYDが前年同月を大きく上回るセールスをあげている。

上半期の車種別販売トップはミニ!

1-6月上半期での輸入モデル(海外ブランド)販売首位は9579台をセールスしたBMWミニだった。様々なボディタイプを追加、いつまでも新鮮さを失わないアイコニックな存在が日本で人気だ。

MINIカントリーマンSオール4。価格:7DCT 566万円。カントリーマンはガソリンエンジン3種、ディーゼル1種、そしてBEV2種の多彩なラインナップを設定。ボディサイズを拡大し使い勝手の良い上質なSUVに進化した

MINIはドライビングだけでなく、ライフスタイルそのものを楽しむクルマの代表に。多彩な車種ラインアップとパワートレインから選択が可能。写真はMINIカントリーマンSオール4。

VWゴルフe-TSI R-Line/価格:7DCT 455万3000円。ゴルフはFF2BOXの世界標準。現行モデルは8代目。R-Lineはスポーツサスペンション標準。引き締まった乗り味が気持ちいい

上半期モデル別販売(海外ブランド)2位はVWゴルフ。6424台をセールス。6月VWは前年同月比123%と好調。写真はe-TSI R-Line

▲プジョー408 GTハイブリッド 価格:529円 全長4700×全幅1850×全高1500mm ホイールベース2790mm 車重1500kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費20.4km/リットル

前年同月比160%、13位にランクアップのプジョー。HEV、BEV、PHEVやコンパクトクラスのSUVなどラインアップも充実。写真は7月導入された408 GTハイブリッド 価格:529万円 WLTCモード燃費20.4km/L

 

 

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