新型「DEFENDER」が「007」シリーズ最新作「NO TIME TO DIE」に登場 過酷な撮影シーンの舞台裏を収めた特別映像を公開

 ランドローバーは、「007」シリーズの第25作目となる最新作「NO TIME TO DIE」に登場する新型「DEFENDER」の撮影シーンを公開するとともに、制作会社EON Productionsのパートナーシップ継続を発表した。

a1.jpg▲「DEFENDER 110(ディフェンダー・ワンテン)」が過酷なオフロードを走破する動画を公開

■New Land Rover DEFENDER - NO TIME TO DIE
https://youtu.be/eelYBoBxf-I

「NO TIME TO DIE」では、新型「DEFENDER」が初登場し、ジェームス・ボンドのカーチェイス・シーンに使われる。「007」のスタント専門チームによって過酷なオフロードでテストが行われ、その飽くなき走破能力が実証された形だ。

 ジェームス・ボンドのスタント・コーディネーターである、リー・モリソン氏は次のようにコメント。
「ボンド・シリーズのアクション・シーンの設計やコーディネーションに妥協は許されません。敵との激しい攻防戦や、急勾配な坂を走破したり、河を渡ったりと、あらゆることに耐えうる車が求められます。そして選んだのが新型『DEFENDER』でした。新型『DEFENDER』が、大きな進化を遂げて帰って来たことに驚きを隠せません!」

 新作映画の制作中に撮影された特別映像では、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とスタント・ドライバーのジェス・ホーキンス氏が登場し、撮影舞台裏も収められている。

a2.jpg▲DEFENDER 110

 新型「DEFENDER 110」は、291mmの最低地上高(エア・サスペンション搭載仕様)と世界屈指のオフロード・ジオメトリーを誇り、アプローチ・アングル、ブレークオーバー・アングル、デパーチャー・アングルはそれぞれ38度、28度、40度(オフロード走行時)を実現。「テレイン・レスポンス 2」の新たなウェイド・プログラムにより、最大渡河水深は900mmとなり、深い水域でも自信をもって進むことができる。

 ランドローバーのデザイン・チームは、スペシャル・エフェクト、アクション・ビークル・スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏と密に協力して、映画で使用する「DEFENDER」の仕様を決めてきた。サントリーニ・ブラックの「DEFENDER X」をベースに、ダークカラーのスキッドプレート、20インチのダークフィニッシュホイール、オフロードタイヤを装備。このモデルは、スロバキアのニトラにあるジャガー・ランドローバーの新しい製造工場で作られた最初の新型「DEFENDER」だ。

 ランドローバーのグローバル・コミュニケーション・ディレクター、リチャード・アグニューは次のようにコメントしている。
「『NO TIME TO DIE』の凄まじいカーチェイス・シーンで新型『DEFENDER』が使われるのは、その類まれな走破能力を証明するのに、最高の舞台となるでしょう。EON Productions との関係を継続し、壮大なシーンの制作に協力できることを非常に嬉しく思います。」

a3.jpg▲最新作「NO TIME TO DIE」は来年春公開

 英国最大の自動車メーカーであるジャガー・ランドローバーは、「007」シリーズ制作において EONProductionsと長きにわたりパートナーシップを結んでおり、その始まりは、1983年の「Octopussy」で「RANGE ROVER CONVERTIBLE」にまで遡る。

『007』第25弾目となる「NO TIME TO DIE」では新型「DEFENDER」のほかに、「RANGE ROVER SPORT SVR」、「LAND ROVER Series III」、「RANGE ROVER (CLASSIC)」も登場。監督はキャリー・ジョージ・フクナガ氏が務め、イアン・フレミング原作の「007」シリーズに 5度目の出演となるダニエル・クレイグがジェームス・ボンド役を演じる。

 全世界で公開予定の本作、皮切りとなる英国ではユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナルを通じて 2020年4月2日に公開予定。米国ではメトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオからユナイテッド・アーティスト・リリーシングのバナーとして2020年4月10日に公開される予定だ。

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