日産「すべては1本の線から始まる」日産デザイナーが手掛けた23点もの塗り絵を公開 #drawdrawdraw キャンペーンを開始

 日産は、「すべては1本の線から始まる」というメッセージとともに、日産のグローバルデザインチームが世界中のアート仲間をつなげるソーシャルキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始すると発表した。

1.jpg▲GT-Rシリーズ

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https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-4c7dfcc4445456f1e9e972601602f7e2/images/f254c520543b1868d97420e7a329673f888afcde

 日産が今回新たに制作した23ページ分にもおよぶ塗り絵は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により多くの人が自宅待機となっている中、世界各国の日産デザイナーが数週間をかけてこの塗り絵を制作した。愛され続けるヘリテージカーや人気の現行モデル、未来を見据えたコンセプトカーのほか、「フィガロ」や「チョイモビ」といった一部に熱狂的なファンを有するモデルが用意された。

2.jpg▲NISSANのSUVモデルのスケッチ

 「素晴らしい創造的なアイデアが頭に浮かんだとき、それをデザインとして実現するために最適な方法は、『描いて、描いて、描きまくる』ことです。特に世界的なパンデミックを経験しているこの状況下ではなおさらでしょう。世界中にいる日産のデザイナー達は、今、この時間にも描き、そして夢を創造しています。私たちは今、大きな試練に直面していますが、そうしたときにこそ最高の作品が生まれたりするものです。そこで、『創造力豊かに自分を表現する機会を皆さんに提供し、それをともに分かちあえるようにしよう』と考えたのです」と、日産のグローバルデザイン担当専務執行役員であるカーデザイナー:アルフォンソ アルバイサは語る。

■Nissan invites all to #drawdrawdraw with Alfonso Albaisa
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=SyfOgA-rrP8&feature=emb_title

 アルバイサは、自宅から1本のビデオを投稿した。2人の息子の意見を取り入れて、自分がいま何を描いているのか、なぜそれを描いているのかを語っている。アルバイサのチームの他のデザイナーたちも今後ビデオを投稿する予定で、デザインのひらめきや、今何を描いているか、どのようにしてカーデザイナーになったのか等について語り、クルマのデザインに携わりたいと思っている人へのアドバイスも行う。

5.jpg▲NISSAN ARIYA CONCEPT

 アルバイサは説明する。「今回のキャンペーンは、昨年発表した『ニッサン アリア コンセプト』のデザイナーであるジオバーニ アローバの言葉からインスピレーションを受けています。アローバはカーデザイナーになるにはどうすれば良いかとアドバイスを求められたとき、『とにかく描いて、描いて、描きまくることです』と端的に美しく答えたのです」

6.jpg

▲#drawdrawdraw

 「歩道のアートでもナプキンのスケッチでも、日産のホームページからダウンロードした塗り絵でも構いません。ぜひ、皆さんの作品にハッシュタグ「#drawdrawdraw」をつけて投稿してください。私たちは、情熱と創造性を皆さんと分かちあえることを楽しみにしています。日産のデザイナーから皆さんの作品にコメントが来たりしても、驚かないでくださいね」と、アルバイサはコメントした。

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